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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

まず我が子の何を見るか

 

子供を伸ばすために、親がまずやるべきことは「観察」である。

 

特に、子供の「能動」が何に向く傾向が強いのか。

 

例えば僕自身の子供時代を振り返ってみると

 

僕はあまりスポーツに興味がなかったように思う。

 

やればなんでもそつなくこなしたが、それを継続的にやりたいと思うことはあまりなかった。

 

それよりも没頭したのが「何かを何かに見立てて遊ぶこと」

 

これが大好きだった。

 

どこかで拾ってきた木材を船に見立て、家の裏にあった畑の「畝」を大波に見立て、

 

畑という大海原を越えていく船

 

その世界観にどっぷりとハマって畑の中をウロウロ。

 

 

授業中、消しゴムを車に見立てて机の上にノートや筆箱を使ってサーキットを作っていた笑

 

そんなふうに、頭の中で「別の世界」を作って没入すること

 

それがとても好きな子供だったと思う。

 

大人になった今、ふと自分を「別の何か」に見立てて考え事をしていることが多いと思う。

 

塾の今後の展開とかも、完全に自分を上から客観的に見立てて考えているし。

 

 

そうやって、幼少期から「芽」みたいなものはあって、

 

それがこうして大人になってもある、というか

 

より傾向として強くなるんじゃないか?

 

と思う。

 

こういう「素地」みたいなものを我が子の観察を通して見抜けるかどうか。

 

うちの子はどういうことに興味と没入を感じるのか

 

 

それをじっくりと観察すること。

 

 

YouTubeやゲームは「受け身」だからダメよ?

 

 

一見能動的にやれているように見えるゲームだって

 

それを誰かが作って「没入させること」を意図してるわけだから。

 

前に「子供を本屋に解き放ち、20分くらい放置して」という記事を書いたと思う。

 

 

我が子が手に取る本は何か。

 

 

親が一緒にいて「どんな本が欲しい?」と聞いてはダメだ。

 

ある程度賢い子は必ず「親の望む本」を手に取るから。

 

そうじゃなくて、「一人」にさせること。

 

「お母さん、ちょっとあの辺で探したい本があるから」

 

とか言って、少し距離をとる。

 

 

そして気づかれないように子供から目を離さずに。

 

 

子供はその時初めて「親」という存在を頭の中から排除し、自分の興味のままに目線と体を動かす。

 

その行き先が親にとって望ましいかはどうでもいい。

 

あなたの子供の興味がどこにあるのか。

 

能動の向かう先は何か。

 

そういう意識を普段から持ち、夫婦で言語化だ。

 

 

それが子育ての大切な一歩となる。