今回、小4とプレには「蜘蛛の糸」を課題にしている。
みんな日に日に上手くなっているのだが
この音読に将来の学力向上へのヒントがあると思っている。
それが題にも書いた「金色の蕊」である。
文中には、「金色の蕊からなんとも言えない良い匂いが」とある。
さて、これを読むだけで通り過ぎるか、
「蕊って何?」
と思うか
さらに
「ねぇ、お母さん!蕊って何?」
と聞くか。
意味を知らずに読み続けた子と、意味を知って読み続けた子
一体どれ程の差が生まれるか。
意味を知らずに読んだとしても、効果がないとは言わない。
毎日同じ文を音読することで、頭の中に染み込むものは多いだろう。
しかし、
「とのへきもゆへこちいほめにつここいえとみのけ」
これを毎日音読しても、テストでは点は上がらないのだ。
今回、結果に繋がらなかった子は
そこを意識してみよう。
読みながら、「どういうこと?」
と考えること。
それが大事なんだ。