各高校の現役進学データを集計していて思った。
「この数字に出てこない子達は浪人したのか・・・」
ということを。
我が子の受験を経験して、本当に痛感することは
「高校受験は通過点どころか、スタートラインでもない」
ということを。
高校受験をメインとした塾を経営してきて
さらに定期テストに向けてあれこれやっていた時期を思い出して、
「一体、何をやってたのか・・・」
と、自己嫌悪すら感じるレベルでテンションが下がった時期もあった。
自分自身もそうだったから分かるが、
子供が小学生、中学生だったりすると、
高校進学後や大学受験のことは何一つリアルに想像できないんだよね。
自分自身の大学受験なんて、20年以上も前のことだし。
「定期テストで点が取れれば、きっと難関大にも行けるんだろうな」
「上位高校に入れれば、きっとそのまま難関大にも行くんだろう」
そう朧げながら思う程度だったよね・・・
多分さ、
我が子の教育に力を入れてきて、先々は難関大へ!と考える親は
Sランク 東京大 |
京都大 |
一橋大 |
東工大 |
大阪大 |
東北大 |
北海道大 |
名古屋大 |
九州大 |
神戸大
|
Aランク |
筑波大 |
東京外語大 |
慶應大 |
早稲田大 |
横浜国立大 |
お茶の水大 |
これらの大学なら、「うん!納得!」って感じになるのかな・・・。
どうなんだろう
大体、こんな感じじゃない?
では、この大学に各高校の上位何%が現役で進学できてるか
ちょっと調べた高校のデータを書いてみるよ。
Sランク 上位 24.3%
Aランク 上位 38.1%
大宮高校
Sランク 上位 15%
Aランク 上位 36.3%
Sランク 上位 7.3%
Aランク 上位 25.1%
市立浦和
Sランク 上位 6.3%
Aランク 上位 24.7%
川越
Sランク 上位 6.6%
Aランク 上位 22.3%
Sランク 上位 1.8%
Aランク 上位 12.5%
所沢北
Sランク 上位 0.8%
Aランク 上位 6.4%
我が子は頑張っている。
勉強は得意だ。
周りからも「賢い!」と言われている。
これまでそうだったし、今もそう。
だから
これからもそうだろう!
今、自分の子供が小学生、中学生なら
きっとそう思うはず。
しかし
現実の数字を見てどう思うだろうか。
各中学のトップが集まる浦和高校や大宮高校
上位常連の「頭めちゃくちゃ良いよね」という子達が集まるその他の高校
その子達が叩き出す現実の数字。
何が大事なの?
昨日、中2に話したことにリンクするよね。
最後の5分で話したから録画してないけどさ
高校で本当に輝くにはさ
小学生の今
中学生の今
一体、何が必要なのか。
どんな力を伸ばしておく必要があるのか。
僕ら松江塾は
高校で下位に沈んで暗い顔をする生徒を見たくはないのだ。