胃腸炎と格闘しながら、と言っても、嘔吐と下痢を繰り返すようなひどい感じではないのだが・・・
2日間、寝室に隔離されて色々と考えた。
もちろん塾のことについてである。
成績アップ
志望校合格
自学力養成
生徒の主体性、危機感
保護者の忍耐力、覚悟
松江塾は実態があるようでない、つまり常に「流動的」な塾である。
それもそのはず。
関わる全てが「人」だからだ。
個人塾はとかく塾長の「不動の理念」が重要視されるが
そんなものは塾長個人の単なる独りよがりだと思っている。
理念に縛られ、目の前の生徒を矯正しよう!とばかり考えるようでは
生徒達一人一人の伸びは悪くなると思う。
特に勉強方法や考え方など、塾長の理想の押しつけはダメだ。
あくまでもそれは塾長個人の成功例に基づいているわけだからね。
松江塾が常に流動的に変化しているのは
そういう「不動のなんちゃら」と決別してるから。
僕自身には「受験全不合格」という失敗体験しかないしね笑
この2日間で、中3から小4まで、名簿を見ながら一人一人を思い浮かべてみた。
頭の中でその子を360度の視点から見て
その子の保護者のLINEの文字を一文字一文字見た。
僕はブロガーなので、文面からかなりの情報を吸い上げられる。
保護者の真意、性格、理想
数回のやり取りで、正直丸裸にできていると思う。
そうやってこの2日間、じっくり頭の中でみんなを「見た」。
僕はとにかく、「見る」ことが一番大事な仕事だと思っているから。