我が子の受験
これほど親として歯がゆいものはない。
なぜなら、合否に影響する部分で
「何もできることがない」
からである。
親がアプリをインストールしてやることはできない。
あくまでも本人が
本人の意思で知識を頭に入れないと
どうにも点は上がらない。
結局は本人次第
受験というものは、この極地なんだと思うよ。
僕自身、我が子の高校受験や大学受験を
親という立場で経験してきた。
当然、親として何もすることはできなかった。
さらに我が子らも松江っ子だ。
自分で頑張りなさい
という仕組みの中で
塾の先生としても、何もすることはなかった。
しかし
今も確信しているが
その環境こそ、我が子らの受験を成功に導いたんだ。
さて
今日は息子が浦和高校を受験するにあたり、
親としてどう考えていたのか
当時書いたブログをコピペしてみる。
↓ ↓ ↓
僕が塾の先生になった時は、子供はもちろんいなかった。
完全なる独身。
やがて結婚し、子供ができ、親の気持ちが理解できるようになった。
子供が成長するにつれ、
幼稚園児の親の気持ち
小学生の親の気持ち
中学生の親の気持ち
というものが分かるようになってきた。
そして今年、我が子が受験生になった。
今まさに2週間後に受験を控えた受験生だ。
僕自身、生まれて初めて受験生の親になり
何を感じたか。
塾の先生とか、息子の成績がある程度良いとかは別にして
今の素直な感想
それは
「特に何も変わらない」
ということである。
自分でも驚いたが、
全く緊張もしないし、心配でもない。
言ってしまえば、
「受かっても落ちても、どっちでも良い」
とさえ思っているのだ。
もう息子も15歳
経済的、生活的には自立していないが
精神的には完全に自立しているせいだろうか
遠くから見ている感覚になっている。
「何やら彼は自分で目標を決めて、何をやっているかは分からないが頑張っているように見える」
そんな感覚なのである。
一緒に生活しているわけだから、会話はめちゃくちゃ多いし、反抗期なんてどこ吹く風で一緒に出かけることも多い。
だから、話の中で高校についてや勉強について聞かれれば答える。
しかし、あくまでも息子から発信してくる場合のみである。
そんな様子を見ていると、
すでに「受かった喜びも、落ちた悔しさも、頑張ったという経験も全て彼自身のものなのだ」と思えてくる。
そうか
これが受験生の親というものなのか。
あと数ヶ月後には、僕も生まれて初めて
「高校生の親」
になる。
いったいどんな気持ちになるのか。
考えるだけでワクワクしてくる。
↑ ↑ ↑
先日も書いたが
大学受験の直前にも、ほぼ同じような記事を書いている。
つまり
親としての考え方にプレがないんだ。
受験生の保護者の方々。
多分だけど
この僕の立ち位置や考え方が
子供の受験を成功させる1つの「正解」
なのかもしれないよ。
もちろん、唯一解だとは思わないけどね。
参考にしてもらいたい。