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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

本当の実績は見えてこない(再掲)

高校選びの話

 

我が子の進学先を決める時、

 

「進学実績」を見ない人はいないだろう。

 

東大合格者

 

国公立合格者

 

早慶合格者

 

GMARCH合格者

 

ちょっと検索すれば、あっという間にデータは集まるよね。

 

例えば親自身の出身校であったり

 

親が子供をその高校に通わせたいと思ってある場合

 

そのデータを自分の都合の良いように考えてしまうことがある。

 

例えば、去年の川越高校の場合

 

GMARCHの合格者を合計すると

 

384人

 

になる。

 

卒業生は

 

397人

 

まさかとは思うが、

 

「あら、ほぼ全員が受かるのかしら!」

 

なんて考えちゃう人

 

どう?

 

全くゼロではないよね?

 

この数字には

 

「浪人生」

 

「重複合格者」

 

もたっぷり混ざり込んだ数字だからね。

 

上位の私立大学の場合

 

「どの学部でもいいからこの大学に行きたい!」

 

と考える人はかなり多い。

 

過去にも早稲田の文系学部をほぼ全部受けた子がいたからね。

 

政経学部

 

法学部

 

商学部

 

社会学

 

その子がこれらの学部に全部合格した場合、その高校からの早稲田合格者数は

 

4人

 

とカウントされる。まあ、そんなことは分かるよね。

 

こういう子がトップ層に「5人」いたとすれば

 

その時点で早稲田合格者数は

 

20人

 

に膨れ上がる。

 

10クラスあって、20人早稲田に受かる。

 

ということは、クラスの1位か2位にいれば

 

早稲田に行ける!

 

って考える人、絶対何人かはいるでしょ?

 

特に上位校に行く子達は自分のこれまでの学力に自信があるから

 

「自分なら大丈夫!」

 

って考えるのも無理はないよね。

 

続けるよ。

 

大学受験は、私大であれば一人で何校も受験できる。

 

早稲田を受ける子達は、

 

ほぼ間違いなく

 

慶應

 

明治

 

立教

 

中央

 

あたりも受ける。

 

先ほどの5人が全員上記大学を1学部ずつ受けて、受かったとしたら?

 

早稲田

慶應

明治

立教

中央

 

の合格者合計は

 

40人

 

ということになる。たった5人が40人分の合格者数を出す。

 

ということになる。

 

浪人生の方が私立大学をたくさん受ける傾向があるから

 

「合格者」はめちゃくちゃ膨れ上がるわけね。

 

ちなみに、

 

浦和高校の去年の早稲田合格者数は

 

128人

 

だ。卒業生は368人だから、下手したら

 

「あら、3人に1人は早稲田に行けるのね!」

 

なんて曲解しちゃう人もいるよね。

 

でも、実際に現役で合格したのは

 

40人

 

この数字だって、重複を含むからね。

 

で、実際に進学したのは

 

13人

 

ガンガン減るでしょ?

 

川越高校から去年早稲田に現役で進学したのは

 

23人

 

高3生の「5.8%」

 

つまり、100人の川高生が勝負して

 

最低でも6番以内にいないと無理ってことだよね。

 

(実際にはその上に国立があるが、早稲田よりも行きたい!と思われている国立へは100人中であれば多くて3人、という程度だろう)

 

つまり

 

川高に進学するなら、トップ10%以内!

 

これが現役で早稲田以上に行きたい子の

 

「最低ライン」

 

だろう。

 

となると、「Aランカー」が必須というわけね。

 

ちなみに松江っ子で川越高校に在籍しているのは

 

7人

 

しかし

 

Aランカーは「2人」だけである。

 

ここが小中高一貫塾としての松江塾が

 

今後頑張っていかないといけない部分だろうね。

 

せっかく合格したんだから

 

高校でも輝かせないと。

 

まあ、数年前に比べたら

 

格段に高校生達のレベルは上がってるんだけどね。