亜朗が松江塾高校部を担当するようになって、
いろいろ話す機会が増えた。
授業も見ているが、亜朗なりの生徒に向けたメッセージや作り上げている仕組みが面白い。
社会を経験するということ。
高学歴の者しかいない環境であっても
仕事ができる者とできない者とにはっきりと分かれる現実を知るということ。
なぜか
やるべきことを前に自分を律して自分が考え、行動し、継続できるかどうか
これを経験として蓄積し、自分の血肉にしてきたかどうか
これのみが大事ということだろう。
非常に合理的だ。
いずれ社会に出ていく子達
そこで活躍するために必要な資質を体感させ、育成していくシステム。
やらない者は去れ
僕よりも遥かにシビアな目を持っている。
僕は社会未経験者だ。
その理不尽なまでの利益主義、合理主義を体験として知らない。
でも、高校生には絶対に必要な仕組みだと思う。
「ちゃんとやる子だけ入ればいい。お願いしてやらせたり、尻引っ叩かないとやらない者はその先の先がないことは明らかだから」
この思考と高校部のコンセプト
見た目や言葉、物腰は柔らかい雰囲気の亜朗だが
やってることと脳内はかなりシビアだ。
高校部を任せることにして良かった。