塾のない日はなるべく子連れが多いところに夫婦で出向き、
ウロウロ歩きながらいろんな親子について言及し合う。
「あれはいいね」
「あれはダメだね」
と観察しながら。
親が子どもを育てるって、本当に千差万別。
成功か
とか
失敗か
とか
上手い
とか
下手だ
とか
そう言うのは簡単だよ。
でもそれは「カオスと混乱と焦りとイラつきと不安と」のごちゃ混ぜ状態の連続した日常の中で行われるんだよ。
トランポリンで飛び跳ねながら、トレーにのったアイスコーヒーを運ぶようなもんか?
そりゃ無理やであんさん!
と言いたくなる状態。
早く今が過ぎ去ればいい
早く子供が寝ればいい
そんなことを考えながら、ご飯、おやつ、遊び、お風呂、身支度、そして子供がぐずる・・・
そんな分刻みな無理ゲーをこなしていく感覚
それが子育ての現実なんだ。
それをこの目でしっかりと見る。
夫婦で共有し、言及。
そうやって僕らはまだ子育ての中にいる。
これ、塾の先生としてはとても大事だと思うよ。
こういうとき、結婚してて本当に良かったと思う。
独身男が1人でやってたら不審者そのものだからね。