なぜ松江塾が基礎に重きを置くか
それは題名にも書いた通り、「理解は細部に宿る」からである。
人が「分かる」というのは、壮大なスケールのものを丸呑みしているわけではなく、
それを構成する一つ一つの小さな粒を飲み込んでいくことに近い。
どんなにインパクトのある大きな絵でも、結局は一本の筆で描けることの集合体なのだ。
だから小さく小さくしていく。
つまり、知識はシンプルに、その核の部分だけを。
それが結局は基礎なのである。
応用問題は基礎の集合体だ。
である以上、その構成している基礎を一粒残らず揃えていかないとどこかでグラつく。
分かるね?
そして現場にいるとよーく分かるんだ。
その科目で偏差値70の子
英検丸い級の子
基礎なスカスカなのよ。
まー、見事に全員。
たから長い期間をかけて基礎だけをやる。
基礎強くなると、その子にとって目の前の応用は応用には見えなくなる。
基礎の集合体
に見えるんだ。
だからその子は自分で解いてみたくなる。
これが
自学
というものである。