川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

【言い換え力】子供と目線チャンネルが合ったら実践してね

 

夫婦ラジオでも語ったけどさ

 

親子って、家の中で同じ空間にいる時に

 

喋ったら聞いてるもんだと思い込みがちよね。

 

「そのへん、散らかってるから片付けてねー」

 

とか、自分は食器洗いながら声を発する。

 

子供は子供で、目の前のおもちゃで遊びながらその声を「音」として聞く。

 

意識の大半は視覚情報が脳みそと繋がっていて

 

見たものがどんどん脳内で言葉に置き換えられていく。

 

その時の

 

「そのへん、散らかってるから片付けてねー」

 

は、子供の脳みそに言葉としては届いていない。

 

だから洗い物を終えて子供の方を見ると、全然片付いてなんかいない。

 

「え?片付けてって言ったよね?」

 

と、子供の背中に向けて声をかける。

 

子供はそのとき初めて振り向き、目を合わせる。

 

「え?」

 

どちらか言いながら。

 

目線チャンネルはこの時初めて親に合わさるんだ。

 

「なんで言われた時にすぐやらないの?」

 

はい、これ

 

目線チャンネルが合って、脳内に言葉として入ってきた一発目の情報がこれなのよ。

 

親から自分に向けた、敵意にも似た言葉。

 

それが一発目。

 

怒られてる

 

子供の中では防御反応が起きる。

 

この蓄積

 

これが、親の言葉を拒絶したがる子供のメカニズム

 

そんな感じがするんだ。

 

 

最初の最初から、子供の目線チャンネルをこちらに合わせる。

 

名前を呼び、目を見る。

 

目線チャンネルが合った状態では、距離は近ければ近いほどいい。

 

情報は濃く、速く伝わるから。

 

恋人同士のイチャイチャ。

 

それがそれを如実に現しているではないか。

 

本能的に見つめ合う。

 

お互いの意思を確認し合いたいから。

 

そうでしょ?

 

 

子供との意思疎通だって同じだ。

 

 

 

必ず名前を呼び、目線チャンネルを合わせる。

 

 

距離を近づける。

 

 

「○○ー、ちょっとこっちきてー」

 

そして洗い物の手を止め、向き合い、腰を落として目線チャンネルを合わせる。

 

 

そこからだよ

 

ぜひ実践してほしいことがあるんだ。

 

 

 

それは

 

 

 

「言葉の言い換えを多くすること。」

 

 

 

 

 

「部屋散らかってるから片付けて」

 

これでも良いんだけど

 

 

「部屋、子供部屋のさ」

 

「うん」

 

「君がいま遊んでるところ、あのあたり、あの辺をね」

 

「うん」

 

「ものが散らかって、いろいろ散乱してるでしょ?散乱ってごちゃごちゃ散らかってるってことね?」

 

「うん」

 

「あれを整理整頓!また合った場所、定位置に片付けて収納してくれる?収納って、ちゃんとしまうってことね。」

 

「うん、分かった」

 

 

これ、ちゃんと目線チャンネルが合った状態でやる。

 

 

 

この言葉な置き換え

 

 

僕は授業で超!たくさんやる。

 

子育てのなかでも極力多くやってきた。

 

 

思い返してみれば、僕の親はこれをやっていたように思う。

 

 

「起きてー、Get up early!」

 

とか、毎朝のように言われてた記憶があるし。

 

 

学力って、遺伝半分環境半分とか言われるよね。

 

その「環境」って、これなんじゃない?

 

って本当に強く思うんだよね。

 

 

どうだろか。

 

 

 

言葉の言い換え

 

 

いろんな表現を目線チャンネルを合わせてからやる。

 

 

親の言葉って、子供は生存本能として聞き入れる。

 

自分の命を作り、守ってくれる存在なんだから。

 

 

 

すごく大事なことだと思うんだ。

 

 

 

今日から実践してね。