うん
松江おぷちゃで良い質問が出た。
自学ができるようになったら、それはもう「塾なし」で良いのではないか？
というもの。
その通りである。
それこそ、松江塾の目指すところであり
すでに多くの松江っ子達がたどり着いた境地である。
では、それは一体いつまでに出来上がるべきなのか
高校生になる前に、である。
なぜ中学受験を潜り抜けた猛者達が集うあの学校から
東大生が３人に１人しか誕生しないのか。
僕は
高校受験がないから
だと思っている。
１３歳
１４歳
１５歳
この、自我の芽生えが著しい年齢のときに
勉強を通して己を見つめ
弱い自分
怠ける自分
そういうものと対峙。
でも、希望はある。
その希望を頼りに己の意思で頑張る高校受験という経験。
これこそ、本物の自学力を作るものだと思う。
与えられた環境
与えられたカリキュラム
それはとても楽に自分を伸ばしてくれる。
しかし
それをあえてやらないことで挑ませる高校受験という壁。
受かるか落ちるかはどうでもいい。
ただ、その「自分で挑む」という経験こそ大事なんだ。
そして高校生になる
多くの名門校は
その伝統から気づいている。
「自学こそ」
という確信。
そんなことを言っても、そういう高校から東大生は少ないではないか！
と言われそうだが、
息子やその友達を見ていて思う。
実に個性豊かで
実に柔軟性があり
実に挑む力が強い
だから僕は高校受験も大学受験もした方が良いと考えるんだ。
もちろん、自学で。
