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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

【図解】「今の子供達は語彙が少ない」は本当か?

 

毎日三語短文のお題を考える日々

 

「語彙」に意識を向けると、必ず出会うのが

 

「今の子供達は語彙が少ない」

 

というフレーズと危機感を露わにする文。

 

確かに、そう感じないわけではないが

 

果たしてこれは本当なのか

 

少し考えてみたんだ。

 

 

図にすると分かりやすいかな、と思って書いてみた。

 

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黒、赤、青、緑

 

とどんどん若い人へとシフトしていく図。

 

世代が若くなっていくと、当然ながら日常的に出会う言葉が変わっていく。

 

古文と現代文なんて、これが1000年くらい進んだものだと考えると分かりやすいだろう。

 

こうやって10年ずつくらいずらして考えたとしても

 

もう僕らの親と僕らの子供では随分と言葉の種類も変わっているのではないか。

 

まして小学生なんて、語彙力ネットの目も粗いから

 

なかなか自分自身の語彙も増えていかない。

 

そんな時に、30年も過去の時代、過去の語彙に囲まれた人間の書いた国語の文章なんて

 

サラッと頭に入っていくわけもない。

 

 

そもそも語彙が少なくて、さらに時代がズレてる。

 

 

国語は伸びるのに時間がかかる。

 

解法や技なんていうのも

 

それはまず語彙ありき、なのだ。

 

その解法を書いた人間と読む子達の語彙のズレは絶対にあるわけで。

 

 

松江塾が毎日取り組んでいる三語短文は

 

取り組みとしてはとても地味なものだ。

 

 

でもこの2ヶ月で確実に「何か」は変わってきたのは分かるはずだ。

 

 

頭の中で言葉を言葉で考える

 

思考する

 

この過程で語彙は着実に染み込み、身についていく。

 

 

世代を超えて

 

世代が重なるように共通言語を整えていく。

 

そうすれば、僕らの言葉がスッと染み込む

 

そして

 

教科書や国語の本文に書かれたこともスッと頭に入る。

 

 

理解も記憶の定着も格段に速くなっていくだろう。

 

 

いつの時代も子供達の語彙は少ない

 

 

上の世代から見たら必ず少ないし、ズレる。

 

 

そこをどうにかして埋めていく

 

 

 

とても大切なことだと思うから

 

 

書いておく。