子供がテストで
98点
を取ってきたとしよう。
定期テストでも
実力テストでも
外部模試でも
なんでもいいや。
ちょっと想像してみてね。
偏差値が出る場合もあるからイメージしやすいように
73
なんて数字を出しておこうかな。
98点
偏差値73
オーケー?
まずその数字を頭に入れて
そして返却された答案用紙を見る
ああ、科目を書き忘れてたね
英語
にしようかな。
さて
さてさて
その結果を見て
親として
あなたはまず何をするか
おそらく間違えた一問を見るはずだ。
ほぼ全て⭕️で埋め尽くされた答案用紙
んー
…
あった。
ただ一つの
❌
が。
そこには15文字くらいの英文が書いてある。
なんだ?
と思って問題を見せてもらう。
「これは何の問題?」
とか聞きながら。
すると子供が言うんだ。
「あー、それは英訳する問題。本当は疑問文なんだけど、肯定文にしちゃった。」
と、悪びれる様子もなく、「テヘペロ」的な雰囲気で答える。
え?
それだけ?
そんなミス?
それで満点逃したの?
てか、そんな見落としする?この大事な時期の大事なテストで?
なんだろう
モヤっとする
そして聞いてしまう。
「満点の子、いた?」
学校の定期テストなら、おそらく情報が出てる場合もあるだろうからね。
すると
「あー、◯◯は満点だったみたい」
あいつ、か…
毎回毎回、目の上のたんこぶみたいに同じような位置にいる子だ。
「◯◯は今合計点何点?」
「同じ科目だけ返却されてて、今1点負けてるー」
くそっ…
なんてことだ
この問題が合っていれば1点勝ってたってことじゃんか…
くそっ…
なんでよりによってこんなアホなミスを…
そして言ってしまう
「あのさ、こういうミスが命取りになるって分かる?もしこれが本番の入試なら、この一問で合否が変わるんだよ?あと1人だけ合格するってラインにいたら、あんたは落ちて、1点高い◯◯が受かるってことだからね?なんで問題しっかり読まないの?」
子供を潰す親
ここに極まれり
そうだな
一生懸命作った食事
味付けもバッチリ
タイミングもバッチリ
出来立ての熱々だ。
それを食卓に出す。
「どうぞー」
「お、いただきまーす。うまっ!」
そうだろう、そうだろう🎵
なんて鼻歌混じりでエプロンをとって、テーブルにつこうかと
その瞬間に
「あのさ、せっかく美味しく作れたのに、この皿に盛るのはセンス足りないんじゃない?食材の彩りから考えたらあの白いほうの皿だよね?普通。これじゃせっかくの料理の美味しさが2%下がるよ?なんでこの皿に盛ったの?」
へぇ
2%下がるの…
へぇへぇへぇ
ぶっ殺すぞ!!!もうテメェに二度と料理なんて作ってやるがぁ!!そんなに皿にこだわるならお前の布団に皿敷き詰めてやろうかぁ?んぁ?大事にしてる車のハンドルを皿に換えるか?ぁあ?それとも何か?明日出勤する時に頭に皿でも乗せていくか?カバンの中の書類、全部そのお気に入りの白い皿に換えておくぞ?カチャカチャ言わして電車乗るか?名刺入れの名刺を全部皿にするか?「あ、どうも!」とか言って大事な新規取引先の部長に皿出すか?ああ?どの口が言ってんだゴラ!!
とか思わない?
98点
偏差値73
ミスは明らかなケアレスミス
子供を伸ばす親でありたいよね