諦めたらそこで試合終了
有名な言葉だ。
試合の残り時間はまだたっぷりあったとしても
諦める
この気持ちが出た瞬間に、残り時間は一気に「ゼロ」になり、審判が笛を吹いて
試合は完全に終わるのだ。
分かる?
終了
なんだよ。
観客は一斉に席を立ち
会場はどんどん片付けられて行き
強制的にロッカーに移動させられ
帰り支度をし
会場を出る。
諦めなければまだ試合をしていたはずの時間だ。
でも、今はもう会場を後にして
トボトボと帰る自分。
諦める
とは、そういうことなのだ。
もう惰性でそこにいることすら許されない。
あー、君は要らないから出ていってね。てか、早く出たけよ。
なのである。
子育てにおいて
親が「諦める」とは
これなんだ。
「あー、もう要らないから、出ていってくれる?子供と一緒に?いやいや、あなた一人で出ていってよ。だって、もうこの子のことは諦めたんでしょ?だったら、一緒にいる資格はないよ。だって、諦めたんでしょ?」
そういうことである。