ここ最近、低学年本科の三語短文の出典はこちら
ご存知?「ペンギンの問題」だ。
前にも書いたが、ゲラおを現役で一橋大学にいれた「原点」だと思っている。
ギャグ漫画としては「定番」だと思うが
そのストーリー展開や想像力、「無音」「無言」の中の笑い
そういうものが濃密に詰まっている傑作だと思っている。
「笑い」というものは子供の脳みその成長にはかなり効果が大きい。
自分の想像や想定とズレた時の違和感
その違和感が大きい時に人は
驚く
怖がる
笑う
のであろう。
その違和感を「笑い」に持っていってくれるのが子供向けのギャグ漫画だ。
僕の授業でよく笑う子は間違いなく学力上位だ。
その子達を見ていて感じるのは、幼少期からこの「笑う」ためのルートを作り上げてきている、ということ。
きっと、日々いろんなところで「想像や想定を超えるズレへの違和感」を「笑い」に引き上げてきた経験が大きいんだろう。
親との会話で親がボケたり
子供の発言を拾って突っ込んだり
そうやって「ズレた」時を多く与えられてきた子達は
自然とその「ズレ」を求めるようになる。
つまり
人との会話を欲するんだ。
文字を欲するんだ。
その先にあるかもしれない「ズレ」が欲しくて。
ギャグ漫画?
下品?
くだらない?
レベル低い?
変なこと覚えそう?
まあ、その気持ちは分かる。
でも、綺麗な児童書だけ読んでも
賢さの「幅」は生まれないよ。
断言する。
さて、動いた保護者はどう感じるかな。
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