多少の能力差というのはあって当然。
性差もあるし。
でもね
極力同じような考えのもとで同じように言葉をかけ、
同じように期待をし、
同じように育てたはずなんだけど
なし子は全力で外に行き身体を動かす。
ゲラおは全力で机に向かい頭を使う。
2人とも、それを「楽しい」と言う。
昨日の夕飯時、テーブルについたゲラおが
「いやー、企業評価論の本が上下巻で700ページはキツイわー」
と言いながら笑顔で語り出した。
あまりのドヤ顔に「楽しいの?」と聞くと
「おーん、楽しいね。大変だけど楽しい。」
と答える。
その時、なし子から家族LINEに友達と楽しそうにポーズを決める写真がどんどん送られてくる。
「盛れてね?おれ、盛れてね?加工なしだよ?」
というメッセージとともに。
それをチラッと見て3人の会話に戻る。
「勉強すきなのね」
と我が天使な奥様が言うと
「好きだね。自分でやる勉強はね。テストとか、やらされる期限の決まった勉強は嫌いだけど。」
と答える。
うーむ
自学できる子になるように育てたし、そういうコンセプトの松江塾に通ったけれども
大学3年になっても「自分からやる勉強は好き」と言うとは…。
まさかここまでになるとは。
なし子はちっとも勉強しないけど
ガンガン能動的に動いてるし。
どちらも毎日楽しそうだ。
それにしても、同じように育ててここまで違うと
やはり「生まれ持ったもの」というのはあるのかもしれないね。