私立高校単願や中学受験は二月で受験が終わる。
文字通り「二月の勝者」であろう。
進路が確定したわけだからね。
しかし
漫画のタイトルにもあるこの言葉
よーく見てもらいたい。
二月の勝者
つまり
二月「は」勝ったということである。
じゃあ、三月は?
何も決まってないんだよね、実は。
それなのに、みんな「二月で勝った者は三月も四月も勝者であるはずだ!」と思って前に進む。
二月も三月も羽を伸ばしまくってダラダラ幸せ気分の勝者のつもりで、ね。
あのね
二月の勝者って言うけどね
全員が勝者だからね?
だって前に進めるわけなんだから。
あの子は落ちて自分は受かった!
だから自分が勝者だ!成功したんだ!!
とか、1ミリでも思ってるようなら
三月の敗者確定だよ?
三月の敗者はかなりの高確率で四月も負けるよ?
四月負けたら、おそらくもう五月は勝つ可能性はほぼゼロよ?
五月で負けたら、もう六月以降は暗闇の中よ?
全てはどこから始まった?
三月
いや
二月の勝者!と勝ち誇ったその瞬間からよね?
昨日も20件以上のお問い合わせが来たけど、
「なんでこの中学や高校に進学した子がたかが英語で低迷するんだ?」
って相談がかなり多いからね。
松江っ子が嬉々として
「やべー、英語簡単だから楽しい♫」
「期末テスト、英語は…大丈夫です!」
と自信満々で言う科目だよ?
受験なんてせずに地元の公立中に進学した子達がほとんどだよ?
過去の成功はどうでもいい。
というか、むしろ忘れた方が良い。
見るべきは今
動くべきは今
そうやって今に焦点を当てて動いた者が
今この瞬間、一番先頭を走ってる。
それだけは間違いないんだから。