それは
理解と定着
である。
未知のことを知り、理解し、それを自分の常識まで深め
そして使えるようになるまで習熟度を上げる。
それが「問題が解ける」ということである。
この一連の流れ、完全に他者の力でやろうとすることはある程度可能である。
しかし想像に難くないと思うが、この他者の力が大きければ大きいほど
定着までの時間はかかり、そして本人の達成感や「好き感」は減っていく。
最初の入りは完全他者だったとしても、どこかのタイミングで「自分で」の領域を増やしていかないといけない。
それを決める要素が、入塾説明会でも話したように
「楽しい」
だと思うのだ。
人は楽しいと思わない限り、自分から能動的に取り組むことはない。
どうしてもやらないといけないことはやるだろうが
勉強というものは、子供にとっては「どうしてもやらないといけない」と
頭で分かっていてもなかなかやれないものである。
だからこそ、僕らはどこまで「楽しい」と高めていけるか
日々の授業はそれとの戦いである。