例えば国語、「古文が苦手」と言う我が子
例えば数学、「方程式の文章題が苦手」と言う我が子
例えば英語、「不定詞が苦手」と言う我が子
それを聞いて答える保護者
「だったら、先生に質問しなさいよ。分かるまで教えてもらいなさい!」
って言う。
そして僕らのところに来て質問をし、分からないとその子が言う部分について話し始めて数秒で気づく。
「あー、もっと前の前の前から分かってないな」
と。
何かが分からなくなるのは、
ほぼ100%、その前が分かってないんだ。
不定詞が苦手って言う子は、そもそも語順の定着がぐちゃぐちゃ。
不定詞がどうのこうの、という説明でどうにかなるなんてレベルじゃないんだ。
いい?
中2の真ん中、不定詞で躓く子は
中1の4月の真ん中くらいからガタガタよ?マジで。
だから、子供が「○○が苦手」って言うのは
家の柱からシロアリが1匹見つかったようなものだと思ってね。
その1匹を駆除して安心?
違うでしょ?
もう床下にもぐってもらって、隅から隅まで全部チェックする必要あるでしょ?
本当に最初から丁寧にやっていたら、
「○○が苦手」ってならないんだから。