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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「指定校推薦」の扱いは高校によってどう違うか

 

 

 

高校選びの際、必ず話題に上がるのが指定校推薦。

 

指定校推薦枠をアピールして生徒集めをしているのがよく分かる高校もある。

 

今、私大はごく一部の大学を除いて何かしらの推薦で入学する子達の方が多くなり、

 

それが一般入試での競争を激しくしている要因にもなってるからね。

 

先日の記事でも書いたけど、指定校推薦である一定以上の大学を目指すとなると

 

それこそ高校3年間は「そのためだけ」に存在する時間と割り切らなくてはならなくなる。

 

評定平均が全てだから、定期テストに全力!!

 

とかいうイメージではなく、365日全てが受験直前のような努力!

 

特に、「進学校」と呼ばれる高校は授業の難易度も高く、進みも速いからなおさらね。

 

そんな毎日を過ごして手にする指定校推薦。

 

 

これが一つの入試形態として、キッチリとした基準が定まっていれば努力する価値も根拠も明確なんだけど

 

困ったことに、高校ごとに扱いも基準もバラバラ、

 

しかも、外部にはその詳細が伝わってこない「ブラックボックス」だから困るんだ。

 

高校名は明かせないんだけど、某高校では「指定校推薦?そんなのうちにあったっかなー?」みたいになってるし、

 

また某高校では「指定校推薦に逃げんじゃねーぞ、コラ」みたいな圧を担任が出してるって聞くし。でも隣のクラスでは割と緩く容認されてたり…。

 

指定校推薦の希望を出すまで、誰がどの大学を志望してるかなんて分からないのに、

 

そのあたりまでしっかり把握して生徒に伝え、「君ならこの大学とこの大学から選べるよ」って、交通整理してくれる高校まである。

 

僕らはその高校がどこなのかは当然知ってるわけなんだけど

 

これをオープンにすることもできないんだ。

 

なぜならね、さっきも言ったように指定校推薦は基準や仕組みが各高校や先生に委ねられたブラックボックスだからなんだよね。

 

「この高校の指定校推薦はこういう仕組みになってます」

 

って伝えても、次の年には全く違うなんてことも当たり前にあるからね。

 

そもそも指定校推薦枠も年によって変わるからね。

 

そういう仕組みで指定校推薦が決まり、そういう大学の枠があるよ!

 

と思って入学しても、2年半後は全く違う!

 

なんて当たり前だからね。

 

 

多分高校側もそういう理由で指定校推薦っていうものを前面に出さないんだろうね。

 

AKRも動画で各高校の指定校推薦について卒業生に質問してるけど、生徒達もフワッとした答えしか言ってないでしょ?

 

あの感覚なんだよね。

 

生徒も先生も保護者も。

 

 

だから指定校推薦で大学に行く!

 

って決定して高校を選ぶんじゃなくて、あくまでも毎日勉強は頑張って、一般でもしっかり合格できるように学力を上げることに注力。

 

そしたら結果的に「あれ?もしかして推薦取れるかも…」ってことに気づいて、とりあえず校内選考に出してみる、

 

みたいな流れを念頭に置くことが大事なんじゃないかな。