松江塾の授業は基礎基本メイン。
とにかく反復講義。
ちょっと問題やって、抜けてる子が多かったら講義。
その繰り返し。
基礎
基礎
基礎
それで、高校受験特に難関校に向けて大丈夫なの？
って思う人もいるはず。
んーとね
むしろそれこそ難関校に行くのに大切
さらに言うなら
難関校に入ってから大切
なんだよね。
大体どの世界でも言うよね？
基礎が大事
って。
勉強でもスポーツでも芸術でも。
でもさ、みんな頭では分かってても
その上を求めるよね。
だって、「基礎が大事」って言ってる人ほど
その上の領域も抜群に秀でてるわけだから。
そしてそれを見てみんな思うんだよ
「基礎ができたらその上を早く！」
ってね。
こういうことを考える時、僕の頭の中にはいつも同じ映像が流れるんだよね。
砂場で山を作る時
まず最初にこんな小さな山を作る。
山を作る時って、やっぱり「高さ」に意識が行く
よね。
だからどんどん上に土を盛ろうとするよね。
でも、それじゃ結果的にそんなに高い山ってできないんだよ。
その小さく盛った土を上から
ぎゅっと潰す。
そして、その上にまた小さな山を作る。
そしてそれを潰す。
これを繰り返して行くことで、山はどんどん高くなる。
使う土の総量が同じなら、上から土をかけて行くだけでいいって思うよね？
同じ高さになるって思うよね？
でも、
下の方の硬さはどうかな？
言うまでもないし、こんなこと、誰だって小さい頃に経験してきたよね？
これを勉強に置き換えて考えてみる。
何かを学んだ時、ある程度理解できると応用や難問に意識が行く。
そのレベルができないと目標に到達できないって考えるからね。
でも、その時の基礎や土台って
結果的にそのレベルに到達し、さらにそこでも上位に行ける子達と比べて盤石なのか？
多分、それは上から土をかけて高さを出そうとしてるに過ぎない。
踏みつばして踏み固めて
土と土の間の小さな空間さえなくなるくらいにぎゅーっと。
だってさ、結果的に東大行くような子達だって、ちょっと前にやった基礎問題を
ポコポコ間違うからね？
今の中2や中3、明らかに数年後は東京一工レベルに到達する子達は何人もいるけど、
それでも基礎基本、スッカスカな単元とかもあるからね？
マジでマジで。
だから授業でそこを踏み固める。
もうできる
もう簡単
そう思ってからもしっかりと踏み固める。
プロ野球選手が素振りを毎日するように、ね。
もうさ、あの人たちはバットなんて無意識に最高のフォームで振れるわけよね？
でも素振りをする。
なんでだと思う？
上の上に行くには、土台の土と土の間の隙間は一つだってあったらダメだからだよね？
What make you sad?
なんで三単現忘れるの？
make 🅰️ 🅱️
覚えてるから大丈夫だと思ってた？
てか、そもそも何でsつくの？
ちゃんと解ってる？
土台として学ぶべきすべてのことを
しっかり全部分かってないと
仮に望むレベルに到達しても
土台モンスター達に軽く抜かれて行くんだよ？
んで、次
土台の基礎基本ばかりをやってるとね
必ず沸き起こるものがあるんだよ。
それが
「もっと難しいものをやってみたい」
これは人の本能。
そこに、松江塾の毎日自学がドンピシャはまるんだ。
飽きるほどの基礎基本が、その上のレベルへの「渇望」を生む。
その渇望こそ、自学にとっては最も大切なことなんだよね。
それを指導者が意図的に与えてしまうと、
子供にとって、それは「義務」になるんだ。
義務になった瞬間、ゴールは「終わらせること」になる。
解けることや考えることじゃなくて、
終わらせることに達成感を得るようになるんだよね。
そうなっちゃうと、自らそのレベルを解きたいってならないわけよ。
授業では基礎基本。
これは上に行くために絶対必要な土台の踏み固め。
その上のレベルを学びたいって思っても、ぎゅっと踏み固められる。
だから「自分で」積み上げたくなる。
その「欲」こそ、その先において「上」に行くためには不可欠なんだよ。
分かる？
