川越の塾|川高川女合格専門! 爆裂松江塾!in 川越

川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

戦場は目の前にしかない

 

 

 

子供たちが勉強で勝負する場というのは

 

どこにあるのか

 

考えたことがあるだろうか。

 

 

 

それは教室か、自室か

 

 

そんなことはどうでもよく

 

 

目の前の紙面に書かれた問題

 

 

それと向き合うわずか数十センチの空間

 

 

 

問題と自分の対峙

 

 

ただそれだけである。

 

 

 

昨日は中3のC館にいた。

 

 

時間にして数分であろうか。

 

 

 

感染対策のために、ほんの数人だけが来ていて

 

 

皆一様に自学に没頭していた。

 

 

 

誰も喋らず、誰とも喋らず。

 

 

 

彼らはただ目の前の問題と対話しているだけ。

 

 

静かに聞こえる空調の音

 

 

たまにページをめくる音

 

 

聞こえるのはそれだけだ

 

 

勉強ができる子たち

 

勉強を頑張る子たち

 

ハイレベルな世界に踏み込む子たち

 

 

そういう子達はどんどん求める戦場を狭くしていく。

 

 

 

最初は教室だろうか。

 

 

そこで話す先生

 

 

一緒に話を聞く仲間

 

 

そういう環境の中で勉強というものと向き合う。

 

 

挙手して答える友達の答え

 

 

それに反応する先生の声

 

 

そういうものが自分の集中を支える。

 

 

 

それがいよいよ受験や定期テストというものを前にした時、

 

 

意識は目の前の世界、つまり問題集や教科書、ノートだけに絞られていく。

 

 

誰だって経験があるだろうが、

 

騒ついた雑沓の中で、手の中にある小さなスマートフォンに意識を特化し、

 

他の何も見えなくなる状況

 

他の何も聞こえなくなる状況

 

 

松江塾に通ってきてくれている子達を見ていると

 

 

小5あたりにはそういう状況を自身で作り上げる子たちが多いように思う。

 

もちろん、その持続時間に差異はある。

 

 

しかし

 

 

塾が意図してこの時間を作ることは

 

 

今後一人で勉強と対峙していく必要のある子たちには

 

不可欠だと思っている。

 

 

今、松江塾はオンラインと対面を自由に選択できるようになっている。

 

 

その日の天候や体調によって。

 

 

 

対面に固執する塾もまだまだ多い。

 

 

 

それは分かる。

 

 

 

なんでも過渡期には従来のものにしがみつく層が一定数いるから。

 

 

ガラケーからスマホに移行する時

 

 

「ボタンを押してる感覚がないとダメなんだよね」

 

とか言ってる人も多かったし。

 

 

そして、塾がオンライン化して上手くいくためには

 

実は「ある要素」が決定的に必要であり、それ無くしてはオンライン化は対面の劣化版になってしまうのも当然だ。

 

 

新年度に向けて、毎日のようにお問合せや体験の申し込みがあるが

 

じわりじわりとオンライン生の割合が増えてきている。

 

また、オンラインで長く学んできた子たちの弟妹の入塾も続いている。

 

 

塾のオンライン化についてギャーギャー発信している人達も多いが

 

 

オンラインでしか塾に通えない事情を抱えた子達もいる。

 

それぞれの家庭の送迎事情もある。

 

 

天気天候による影響も大きい。

 

 

 

そんな中で

 

 

「どっちでもいいよ」

 

 

という環境を提供することこそ

 

 

 

 

塾本位ではなく、生徒ファースト、保護者ファースト、ではないか。

 

 

何度も書いているが、松江塾のオンラインは不登校の子のためにコロナ以前から試行錯誤してきたものだ。

 

 

 

学校は行けないけど、塾は楽しいから授業を受けたい!でも…

 

 

という生徒。

 

 

 

じゃあ、なんとかできないか?

 

 

と考え始めたのがコロナが初めて世に出る半年前くらい。

 

 

それが今、形になっているだけね。

 

 

 

結果的に50名を超える子たちが全国いや、海外からも参加してくれてるんだよね。

 

 

時代は変わっていく。

 

 

それは歴史の教科書を1ページ読めば分かる。

 

 

塾の目的は、教室で授業をするだけではない。

 

 

生徒と講師が楽しい空間を共有するだけではない。

 

学力を高め、生徒自身が自分の足で学力の階段を上がっていく力を得させることである。

 

そのために必要なのは「ある要素」なのである。

 

 

 

 

松江塾に通っている子たちと、その授業をリアルタイムや録画で見てくれている保護者の方々には「ある要素」は当然お分かりいただけていると確信している。