僕が生まれて初めて100万円の札束を手にしたのはいつだっただろう。
多分、父親の定年退職の後…かな
何か大きな買い物をするとか何かで父親が持たせてくれたのが最初だったような気もする。
あの時、なんとも言えない気持ちになったのを今でも覚えている。
ドラマや漫画の中では目にすることはあっても、あの帯つきの札束を実際に目の前にすると
なんだろう
少し悪人になったような気分?笑
「ふっふっふっ、おぬしも悪よのぅ…」
なんて言わないといけないような気分。
そして、
「これだけあったらなんでも買えるぜ!」
みたいに気持ちが大きくなってね。
あの百万円の札束って、当たり前だけど1万円が100枚なんだよね。
厚さ1センチ。
一万円一枚は厚さ0.1ミリ。
それが100枚で百万円だ。
たった0.1ミリでも、100枚積み重なると1センチになって、
それが一万円なら100万円!だからね。
何が言いたいかって?
毎日毎日さ、0.1ミリを積み重ねよーぜって話よ。
0.1ミリなんて、持っても何の感覚もないだろうけどさ
100枚重なった束を手にしてごらんよ。
厚みどころか、ずしっとした重みまで感じるから。
松江っ子達が強い理由はね、
そこにあるんだよ。