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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

クックパッドと応用問題

 

クックパッドは便利らしい。

 

我が家では一度も使われたことはないが

 

ありとあらゆる料理のレシピが載っているものだそうだ。

 

最近は動画のものもあるとか…

 

なるほど

 

クックパッドのおかげで、多くの家庭で料理の幅が広がり、

 

時短にも繋がっていることだろう。

 

 

したし、ふと思う。

 

クックパッドのレシピは

 

使う食材も調味料も全て揃っていて

 

その通りに作れば誰でも料理を完成させることができる

 

だが

 

「小腹が減った」という家族の一言で

 

「ちょっと待ってね」

 

そう言って冷蔵庫の中身を見て数秒…

 

チャチャっと料理を作るノウハウって

 

クックパッドでは身につかないのではないか。

 

いちいちアプリに打ち込んで、足りないものが冷蔵庫にあるかを確認…

 

でも、家族は後ろで「腹減った〜」と騒いでいる。

 

そんな時に役立つのは

 

食材一つ一つの味

 

使い道

 

それらを合わせた時の味

 

煮る

 

焼く

 

揚げる

 

蒸す

 

その結果として、それらの食材がどうなるのか

 

使う順番は?

 

時間は?

 

そういったこと一つ一つの知識や経験が染み込んでいて初めて

 

「チャチャっと絶品料理」が

 

時間内に作れるのではないだろうか。

 

 

 

さて、ここまで書いてきて、

 

何が言いたいか。

 

 

 

クックパッドは、応用問題の一つ一つだと思ってもらいたい。

 

 

どんなに複雑な問題でも、それに解法は存在している。

 

その解法通りに解けば

 

誰だって答えは出る。

 

 

入試まではそれをたくさん取り組み

 

一つ一つの解き方を覚えていく。

 

 

予想問題?

 

当たればラッキー

 

10問より50問

 

50問より100問

 

解けば解くほど当たる可能性は高くなる。

 

類似問題も解けるだろう。

 

 

 

 

しかし

 

なぜそこでその知識を使うのか

 

その知識は何を求めるために必要なのか

 

そういった一つ一つの基礎がしっかりしていないと

 

 

パターンやテクニックの無限暗記は終わることがない

 

 

そればかりか、

 

その先の難しい問題には対応できなくなるのではないか。

 

 

基礎が大事

 

 

言葉にするのは簡単で、

 

誰もがそれは正しいことだと思っている。

 

 

しかし、なぜ正しいのか

 

 

分かるようで分からない。

 

 

 

でもね

 

 

 

「解ければ良い」と考えるのは

 

クックパッドを使いこなす新米主婦

 

かたや

 

「基礎が大事」と考えるのは

 

クックパッドなんて知らない専業主婦歴30年のベテラン主婦

 

 

さあ

 

見たこともない他人の家の冷蔵庫の前に立ち、

 

 

「制限時間1時間!スタート!!」

 

と言われて審査員を唸らせる料理を作るのは

 

 

果たしてどっちだろうか

 

 

 

 

なんてことを

 

 

我が天使な奥様がチャチャっと作ったお昼ご飯を食べながら考えた。