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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

塾での人間関係トラブル

いじめ、とまではいかないが

多くの子供達が集まる塾でのでは避けて通れない問題だ。

まず、一番少ないのが「男子同士」のトラブル。

全くない、とは言わないが

ごく稀に小学生で、ちょっと変わったところがある子を他の子がいじる、という形で現れるかな。

これに関して、もちろんだが放置するのいうのは有り得ない。

いじっているほうの男子はクラスの中心だったり、発言力のある子の場合が多いから

早めに芽は摘んでおかないといけない。

いろんな方法があるが、小学生男子の場合は上からピシャリと押さえつけてしまうのが効果的だと思う。

ただし、あくまでもその子1人をターゲットにせず

「誰とは言わないが」

という前置きで話をして、クラス全体に話すようにしている。

これで収まらないようであれば、それはその子の底意地が相当悪い、ということだから

呼び出して「塾を辞める」か「いじりを止めるか」の二択を迫る。

過去、25年の塾講師生活でこの段階にいったのは1人だけ。

もちろん、それで事態は収束し、その子もまじめに頑張るようになった。

次に多いのが、「男子vs女子」。

これはもう、小学生のみ。

典型的な「幼い男子が女の子にちょっかいを出し、それで女の子が凹む」

っていうケース。

これはもう、男子が幼稚なだけ。

収め方は簡単だ。

さっきの男子同士のケースに近い解決方法ね。

でもこの場合は凹んだ女子を復活させないといけないから

そこに少しだけ別方向からの話もしないといけない。

これに関しては内緒。

で、

最も多いのが

「女子同士のトラブル」

はいー

きたー

もーね、これはもう皆さんご納得だよね?笑

女子がいたら、その数だけ人間関係のトラブルがあると言っても過言ではない。

パターンも千差万別。

女子の場合は「1 対 1」ということは絶対にない。

必ず「1 対 複数」「複数 vs 複数」のどちらかになる。

どちらにしても、「あ、不穏な空気」と感じたら

なるべく早く双方の「主力」と話をしないといけない。

話をするっていうよりは

話を聞くって感じ。

「なんかね、あれだよね。なんか嫌な空気あるよね」

みないに話し出すのがポイントで、誰が悪いのか特定したり、決めつけてかかったりはご法度。

とにかく、現状を聞く。

何がきっかけで、どういう経緯で、どうなりそうなのか

へー

ほう

そーなんだね

まじかー

とにかく、聞くことに徹する。

厄介なのは、女の子は学校でも同じように複雑な人間関係を築いてるから

それが塾での関係とねじれてたり、力関係が入れ替わったりしているケース。

これだと聞いて理解するのも一苦労だ。

塾の生徒じゃない子を巻き込んで話が展開することも多いから。

で、とにかく聞いて聞いて聞き続ける。

男子の場合と違うのは、僕ら第三者が解決のために動いちゃ危険ってこと。

十中八九上手くはいかないから。

さらに事態を複雑化する危険性もあるし。

もちろん、状況から見て限界ラインはあるとは思うよ。

切ないニュースになるような、そんな最悪の事態を見逃すわけにはいかないから。

でも、これまで松江塾ではそこまでになったことはないし、

そうなりそう、なんてレベルにもなったことはない。

だから、解決方法を考えたり提示したりするんじゃなくて

聞いてあげる

知ってあげる

そこに徹することが大事だと思う。

もうね、

これは夫婦の会話みたいなもんだと思えばいいよ。

旦那さんが解決策を提示すると

「そういうことを言って欲しいんじゃないから!」

ってブチ切れられるでしょ?

あの感覚。

聞いて共感。

これが正解。

でね、女の子って不思議なもんで

しばらくすると、敵味方関係が入れ替わっていたり、グループの構成が変わってたりするんだよね。

あれは不思議だよね笑

あんなに文句言ってたのに、

あれ?あの2人が談笑してる!

なんてことは日常茶飯事だから。

だから、解決方法なんて考えないのが一番。

個人塾の経営者にとっては、

そういうトラブルって必ず解決しなきゃ!

じゃないと生徒が辞めちゃう!

って思うよね?

確かにそれは思う笑

でも、取るべき行動はケースバイケース。

まずは状況をジッと観察。

これまでの経験と照らし合わせて、適切に行動するのがいいよね。

まあ、ミスる時もあるけど

それはそれ。

どちらかが辞めたりしたら、経営的には痛手だけど

クラスの空気は間違いなく良くなるわけだから。

そしたらみんなの成績も上がる!

そう考えて前に進まないとね。


あれー

長くなってしまったー。