先日の日曜日
カフェで仕事をしていた時のこと。
すぐ横の席に2人の女の子。
モロに「必修サマー」をもっていた。中3の、だ。
夏期講習も日曜日でおやすみ
カフェで勉強しに来たのだろう。
どうやら勉強できないほうの子が、そこそこ勉強できるだろうもう1人の子に数学の質問をし始めた。
「これ、全然分かんないんだけどどう解くの?」
と。
すると教え始めたんだよ。
5分くらいかな。
小さい声の子で、何をどう教えたのかはわからないが、関数であることは分かった。
そして答えまで導いてあげて
なかなかやるじゃん!
と思っていた矢先、この一言が出た。
「てかこれむず過ぎない?こんなのテストに出るの?」
と。
あー、結局何一つ理解しなかったんだな、この子は。
教えた方の子だけが賢くなる時間だったってことだ。
「分からないなら質問しなさい」
と言われてるんだろうか。
質問することがゴールになってるんだよね
このケース、実はすごく多いんだよ。
塾でもそうよ
「教えてあげたいマン」
がうじゃうじゃいるからね、塾には。
「どこまでは分かってるの?」
なんて聞いてくる先生はいらないのよ
そういう子達にとっては。
昔の松江塾にも、たくさんいたよ。
「先生、英語が分かりません」
って質問してくる子。
テキストも持たずにやってくる笑
だから僕は白い紙出して、アルファベットから教える。
すると
「あー、そうじゃなくて。アルファベットは書けるんで」
とか言う。
「え?だって英語がわかんないんでしょ?そしたら最初からやるしかないじゃん」
というと、困った顔をして黙る。
昔々の話だ。
でも今、それと同じことをやってるな笑
躓いたらゼロに戻れ、と。
話が逸れたね。
とにかく、勉強ができない子って、その問題が解ける解けない以前の問題なんだって話ね。