松江塾は小、中、高校生が通ってきてくれている。
小学生の場合、保護者にも子ども自身にも明確な目的意識がある、という割合は5割強くらいだろうか。
学年が上がるにつれて、「うわ、賢い!」と感じるような子が増えてきて、小6の夏くらいには定員締め切りとなる。
なぜ小6の夏なのか。
おそらく、「中学受験はせず、公立トップから難関大を目指す」という方針のご家庭が大学受験まで戦い抜ける環境として松江塾を見つけ出してくれるからだと思う。
松江塾はこのブログ以外、ほとんど外部に向けて発信をしないので、「もっと早く知っていれば!」と、後で言われることも多いのだ。でも、ここ数日は1日のアクセスが1万〜2万で推移しているので、かなり多くの人の目には触れているはず。
で、話を戻す。
中学になると、生徒や保護者の意識は定期テストに向く。
当然ながら、塾の授業内容はそれに沿ったものにはなる。
学年1位
学年一桁
学年上位10%
各自の目標に向かい、「自分で頑張りなさい」という環境の中で頑張り続ける。
結果として、内申点と実力を積み上げ、各自の目標にチャレンジする。
この目標はみんな驚くほど高い。僕らもアドバイスや助言はするが、塾の合格実績をカウントしたいがための進路指導はしない。
おそらく他塾の先生が内情を知ったらひっくり返るはずだが
今年所北の理数科に進学する子はどう転んでも川高に合格できていた。もちろん、当日点を見てもそうだった。
和国の外国語科に行った子も、淑徳与野に単願で決めた子も、そして将来の目標が明確なために市立川越に決めた子も、受けていれば川女には間違いなく合格できた。
そういう実績を売りにしている塾であれば、何がなんでも川高川女への受験へと導いただろう。
でも、それはしない。だって、本人が望んでないんだから。指定校推薦を取るために、あえての選択。これも今後は太い道になるからね、間違いなく。
で、高校生になると自分の選択した通塾コースを選択する。
この段階になると、生徒自身が「難関大にいく!」という強い意志を持った子だけが通ってくる。
こうやって書きながら考えてみると
学年によって、生徒たちの自覚と「より伸ばすための環境」が異なる、ということに気づく。
まず、高校部を立て直した。
次は中学部。
新年度からガラリと変えていくよ。
「どうすれば中学生の、特に上位の子達がもっともっと頑張れるのか」
これをメインにした環境を提供していく。