昨年度から小学部の人数が激増している。
もうそろそろ中学部の人数を超えそうな勢いである。
松江塾のように中学受験をしない塾において
この小学生の人数増は非常に珍しいと思っている。
なぜこんなに劇的に人数が増えたのか。
最大の要因は「プレ」であることは間違いないが
これまで2学年合わせても15人程度だった小4、小5が
今年はすでに50人を超えたことが大きい。
なぜこんなに増えたのか。
考えられる理由は一つだ。
「自学力を身につけて公立トップ校へ進学させたい」
と考える保護者の方の目にとまり始めた、ということだろう。
さらにそれだけではなくて、その先、つまり高校生になってからも自分の力で頑張り
最難関大学の重い扉を力強くこじ開けるような、そんな子になってもらいたい!
という強い願いも感じる。
ゲラおが生まれ、まさにその道を歩いてもらいたい!
と願い、松江塾の仕組みを作り上げてきて、
実際にその道を歩ききった姿が
このブログから全国に伝わったのもの大きいのではないだろうか。
さて
そんな松江塾の小学部
実際に何が強みなのか考えてみた。
細かい仕組みの調整は色々やっているが
中でも大きいのが
ランキングテスト
ペナテスト
この2つだ。
学期ごとに、その学期で学んだこと全てを試験範囲としたランキングテスト
さらに毎回の授業の内容を毎回テストするペナテスト
この二つは仕組み上連動しており、
ランキングテストで上位に入るには、ペナテストでの合格を積み重ねることが不可欠なのだ。
さて
昨日は小4のペナテスト合格率の途中経過が発表された。
それがこれ。
90.3 |
87.1 |
87.1 |
83.9 |
80.6 |
77.4 |
77.4 |
71 |
71 |
71 |
64.5 |
64.5 |
51.2 |
45.2 |
45.2 |
42.3 |
29.3 |
29 |
6.5 |
0 |
2本のラインが意味するもの
まず80%超えのラインだが
これは中学の定期テストで学年上位10%以内に入ることはほぼ確実、というラインだ。
ペナテストは何が出題されるかが決まっているテストだ。
でも、問題量は多い。
それをきっちりと頭に入れてくる勉強力
特に小4あたりであれば、「親の圧」がどれだけ大きいのか
それを如実に表すものである。
小5、小6と学年が上がるにつれて、「親の圧」がなくても
周りから思われている自分の位置を守るために、子供は少しずつ自学をし始める。
そのスタートが小4だ。
そして2本目。
60%のラインは、最終的に川高川女に合格できるか否かの境目だ。
これはもう、過去のデータからかなり明確に線引きができる。
特に小5後半から小6にかけて、この60%というラインを超えないものは
事実上、川高川女は厳しいと言えるだろう。
親の圧も小さく、本人の欲もないってことだからね。
松江塾に小学生の頃から在籍するメリットは
モチベーショントークの影響を受けたり、
先取り学習をすることだったり、
大量の暗記をこなすようになったり、
そういうこともあるけども
でもやっぱり大きいのは
「我が子のその先の可能性や家庭の学習力を早期に把握すること」
ではないかと思う。