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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

私立の個別相談ってどう行われるか

これから受験生になる子がいる保護者の人たち

 

日に日に「受験」というものの姿が見えてくるはず。

 

埼玉の場合、親の出番が結構ある。

 

それが「個別相談」

 

である。

 

この個別相談、一回でも経験すると「あ、こういう感じなんだね」と分かるんだけど

 

経験してない人にとってはかなりの「ブラックボックス」じゃない?

 

だってさ、その相談で合否がほぼ確定するわけだから。

 

「何聞かれるんだろう」

 

「ちゃんと答えられるかな」

 

「何を持っていけばいいんだろう」

 

塾の先生からアドバイスをもらっても、やっぱり緊張するよね。

 

塾としても、私立高校の先生とはちょこちょこ話すし、大手なら塾主催の個別相談会なんていうのもあるから、結構具体的な雰囲気は伝えられる。

 

でもね、塾の先生も「親の立場」で個別相談をやったことのある人は、なかなか多くないとは思うんだよね。

 

僕自身、息子の受験で個別相談に行くまでは、

 

「通知表のコピーと北辰テスト結果、資格試験等の証明書を持って行ってください」

 

「先生達がブースに分かれて座ってるので、呼ばれたら前に座って、相談が始まります」

 

「この数字なら大丈夫ですよ」

 

まあ、いろいろ言ってはきたけど

 

いざ、自分が「当事者」なると

 

えー

 

おはずかしながらー

 

緊張しました笑笑

 

ええ

 

正直に言いますよ

 

「ど」緊張でした笑笑

 

息子と娘、合わせて4校の個別相談に行ったけど

 

息子の一発目はマジで緊張した。

 

数字的には絶対大丈夫

 

息子自身は緊張感ゼロ

 

僕ら夫婦は子供のイベントは絶対に2人一緒に参加するので

 

奥様も緊張モード全開

 

個別相談の流れって

 

分かってはいたけど、各高校によって全く違う

 

これはもう、何もかもが違う。

 

でも、事前に全てを把握していく必要はないよ。

 

高校側が全て誘導してくれるから。

 

身体の力を抜いて、流れに身を任せれば大丈夫

 

まずはどこか大きいホールなり、部屋なりに入れられて

 

入った順に呼ばれていく。

 

特に受付で何か書く、とかもないよ。

 

ふつーに高校に行って、

 

「こちらで待っていてくださーい」

 

という声に従って座って待つだけ。

 

そしたら、

 

「この列の方、こちらについてきてくださーい」

 

って言われるので、ぞろぞろとついていく。

 

で、1組ずつ空いたブースに誘導される。

 

息子の一発目は受験生家族1組につき、1教室っていうパターンだったね。

 

中学の三者面談みたいなのを想像してもらえばいいよ。

 

で、挨拶

 

「今日はお越しいただき、ありがとうございます。」

 

「あ、どうも。よろしくお願いします」

 

みたいに、軽ーい会話があり

 

「では早速、お持ちいただいた資料等を見せていただいてもよろしいですか?」

 

と聞かれるので

 

「あ、はい。どうぞ。」

 

と言って、持ってきた書類などをクリアーファイルから出してまとめて全部渡す。

 

相手の高校の先生の目の前には一枚の紙があって、

 

そこに子供の氏名などを書き込み、

 

そのあと、通知表や北辰テストのデータで必要なもののみを転記していく。

 

僕らはその作業を見てるだけ。

 

場合によっては

 

「ほー、これは凄い数字ですね。優秀なんですね。」

 

とか言われて、ちょっと鼻が高くなったり。

 

「んー、なるほ、ど…」

 

とか言われたりするとドキドキしたりして。

 

ひと通り書き終わると、

 

どのコースを受験するのか

 

単願か

 

併願か

 

の確認の会話がある。これに関しては資料を渡す前だったり、渡す時だったりにもなるよ。

 

で、全ての情報が伝え終わると

 

「お待たせいたしました。ええ、このコース、併願(単願)なら安心して受験していただけると思います。」

 

という、「微妙」なコメントをもらえる。

 

実はこの瞬間のこの言葉が後々保護者と生徒を混乱や不安に陥れることになる。

 

あのね

 

制度上、「確約」ではないのね。

 

だから合格を確定する、みたいなことは言っちゃいけないのよ。

 

全て「暗黙の了解」なのね

 

だから保護者は

 

「他に魅力的な学校がないので、この学校以外、受けなくても大丈夫ですか?」

 

とか聞いてもらいたい。

 

そしたら

 

「大丈夫だと思います」

 

と言ってもらえるから。

 

でもあくまでも「思います」なんだけどね笑笑

 

これで私立の個別相談は終わり。

 

併願先、進学先も確定。

 

あんなに緊張していたのが嘘みたいに

 

サラッと終わるよ。

 

緊張するのは仕方ないけど

 

心配しなくていいよ。