子供様
家庭内で自分が一番偉いと勘違いした者をさす僕の造語である。
子供様は、生まれながらにして子供様なのではない。
親が
親の言葉と親の行動が
少しずつ可愛い我が子を子供様に仕上げていくのだ。
長く、丁寧な子育てをしっかりと。
ブレずに子供のことを第一に考え、その笑顔のために、その望み通りに親が動く。
可愛がり
与え、
汲み取り、
先回りをし、
である。
そんな子供様
どうすれば元の素直な我が子に戻るのか
いや
その考えがそもそもおかしい。
もし時間を戻すのなら、それは乳幼児期まで戻らなければならないのだから。
それほどまでに早い段階から心がけて育てていかないと、子供様にはならないのだから。
じゃあ、どうすればいいか。
マウント
である。
家庭内における上位の立ち位置を取り返せば良いのである。
それは何か。
親は子供の命と健康の管理者である。
という立ち位置だ。
「おまえ、何様だ？夕飯作んねえぞ？」
「そんなにこの家の中で偉いんなら、もう全部お前が決めてやってくれ」
である。
その甘えた根性を叩き潰せばいい。
それができないのなら
今日もせっせと子供様のご機嫌をとってくださいな。
無限地獄
の始まりだけどね。
