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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

「子供の本音」は聞けない

親というものは

 

時として切ない存在だ。

 

世界で唯一、我が子を愛せる存在なのに

 

子供の成長とともに

我が子の「本音」というものを聞けなくなっていくのだから。

親の愛が深ければ深いほど

親の期待が強ければ強いほど

親の願いが大きければ大きいほど

あなたの子供はあなたの



期待

願い

そういうものを感じ取り、汲み取り

親の愛や期待や願いに沿うような答えを言う。



良い子なんだよ?

そうなるようにあなたが育てたんだから。


親の気持ちを分かってるんだね

あなたが何を言って欲しいかを分かってるんだ


本当は

そんなこと考えてもいないのに


「そうしたいんじゃないの?本当の気持ちを言って!」

と親に言われたら

「そうしたい」

って言うんだよ。


そう答えれば、親が安心するって分かってるから。


その積み重ねによって

子供の中には

「擬似そうしたい欲」

が生まれる。


ある程度までは「擬似」であっても

子供はそれを理由に頑張ることはできるよ。



でもね

目の前の壁が高くなった時

もう「擬似そうしたい欲」だけじゃ

無理なんだよ。




その時、何が起きるか。


中には「擬似」が「本物」に変わる子もいる。


刷り込まれた欲によって

自分自身が高められ、周りの評価も得る

それによって自己肯定感と自信を持った子は

自分の中からも「そうしたい!」って思うようになる。

それは正解の一つ。

でも

中にはね、

 

その時になって

「本当はこうしたいわけじゃなかった!」

と、擬似だったことを暴露する子もいる。



親として

目の前の何かが崩れ落ちたと感じる瞬間だろう。



だって、そうしたいって言ったじゃん!!!


そう叫びたくなるだろう。

 

 

 


しかし


違うんだ。


あなたの子供は


素直で良い子だから


親を安心させたいだけだったんだ。








切ないよね。




そして、



この先が不安になるよね。





我が子はどうなんだろうか…と。










さて



話を全て最初から考え直してみようか。







子供に対し、「欲」を目の前にぶら下げて自己確認させることは

子育てとしては正解だと僕は思う。




「そうしたいよね?」

「うん、そうしたい」

 

 

 

親子の間で、当たり前になされる会話だね?

 

 

この「うん、そうしたい」には

 

 

子供の本音と親の気持ちの汲み取り

 

 

 

これが必ずどちらも入ってることを

 

 

僕ら親は忘れちゃいけない。

 

 

 

親から見て、良い子だなと思えば思うほど

 

「親の気持ちの汲み取り」は多いんだと

 

知っておいた方がいい。

 

 

 

子供というものは

 

 

もう、そういう生き物なんだと思った方がいいんだ。

 

 

 

プロになりたい!

 

そう言い切って頑張ってる子だって

 

 

あの高校に行きたい!

 

そう言って頑張ってる子だって

 

 

その気持ちには

 

間違いなく

 

「親の気持ちの汲み取り」は混ざってるんだよ。

 

 

子供がチンタラしてる時

 

めんどくさがってる時

 

 

「あなたが望んだんでしょ?」

 

 

 

その言葉はダメだと思う。

 

 

 

「まあ、そういう時もあるよね」

 

 

 

そう言えたらいいよね。

 

 

 

 

 

 

 

それにしても

 

 

親って切ないね。

 

 

 

 

 

子供の本音が聞けるのは

 

 

何歳くらいまでだろうね

 

 

 

 

2歳か3歳までかなー

 

 

 

 

親を「他者」として認識するまでなんだろうね