凄い言葉だよな
落ちこぼれ
落ちて、それだけじゃなくて、こぼれてるわけか。
こぼれてから落ちる？
でも、「こぼれ落ち」とは言わないよな。
みんなの集団から離れて落ちて、落ちた先でこぼれる？
いやいや
そうじゃない。
「歩きまわる」
のように、同時な感じか。
つまり
コップから水がこぼれるのと同時に落下していくって感じか。
クラスの中からこぼれて落ちていく。
机の下の床が抜け、机と椅子ごと暗闇に落下していく
そんな感じだろうかね。
実際はそこにいるのに、いない。
頭の中身はそこにいない。
数メートル、数十メートル、いやもっともっと下の方の暗闇へ。
辛いよな
落ちこぼれ
僕は塾の先生だから、「勉強」において落ちこぼれないように指導する立場だ。
落ちこぼれとは無縁でいられるように、
みんなが自分で自分の机と椅子の下の床を
頑丈な鉄板
にできるように。
友達の机の下は薄い板。
ためにギシギシと軋む音がしてる。
でも、自分の下の床は大丈夫。
黒黒とした分厚い鉄板。
超！安定感！
そんな感じが最高だ。
勉強で落ちこぼれた方達。
大丈夫よー。
深海魚とか言われたってね
「逆に深海で生きる能力あるのすごくない？」
とか言ってしまえ。
そしてまず、何よりもまだ生きてるんだ。
そして、同じ魚であることは変わらない。
そこから「１ミリ」浮上するためには
１ミリだけ「楽しい」を感じればいいのさ。
例えば英語。
アルファベットの「A」で５センチ「楽しい」を感じれば
５センチ深海から浮上できる。
深海
なんて言葉を聞くと、数百メートルの浮上が必要だと思うよね？
でもね
実際はそんな深いところまで行ってないのよ。
コツコツ
コツコツ
ほんの少しだけコツコツ。
その１文字でいい。
コツコツ。
そしたらね
あれ？あんなに近かったの？
って思う感じで海面は見えてくる。
そんなもんなのよ。
こちら
