僕は頭が良い
いや
頭がよかった
ほんとか嘘か分からないが
小学生の時に測定したIQテストでは136なんていう数字も出した。
結果的に東大理Ⅲに進学した同級生が134だったというから
それなりに勉強に特化していけば人生も今とは違ったのでは?
と思うこともある。
まあ、勉強に特化しないで良かったと断言できるのだが笑
そんな「神童」だったかもしれない小学生時代、
授業中に問題を解き、早く終わった子から先生に見せに行くというスタイルの授業があった。
主に計算問題だったかな。
あの時、僕はとてつもなく燃えていた記憶がある。
当時周りには
そろばん組と公文組
この両者がクラスの最速最上位にいた。
しかし僕はそのどちらも習っておらず
普通に考えたら勝てるわけがなかった。
しかし
僕は彼らよりも速かった。
いや
速くなるよう頑張った。
いろいろ工夫はした。
解いてる問題の問題番号を指で押さえ
終わりそうになる前に次の問題番号に指をずらす。
すると次の問題に目が移る速度が上がる
掛け算は自分の得意な九九の順番に変える。
9✖️7
は自分の中で「くしちろくじゃうさん」よりも「しちくろくじゅうさん」のほうが速いと気づいた。
そんな感じでコンマ何秒かずつ削り取り、
そろばん組よりも公文組よりも速く教卓にたどり着いた
しかも、ダッシュで、なんてことはせず
ゆっくりと歩いて、なんていうことに美学を感じていた笑
むかつく奴だ。
今、低学年本科ではこれに似た環境がある。
終わった子はマイクをオンにして「できました!」と言う。
中には自分の名前を言ってから「できました!」と言ってくれる子もいる。
周りからしたらとんでもないプレッシャーだろう。
しかし
「速いは正義」である。
速いけど雑
遅いけど丁寧
これが対立軸のように語られるが
上位層は
速くて丁寧
なのだ。
ここを目指して頑張ってほしい。
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