昨日の夜、生徒たちからのLINEに混ざって
ある塾長からLINEが来た。
この塾の塾長だ。
↓ ↓ ↓
お寺の住職さんでありながら、塾長でもあるという不思議な先生。
松江塾にも一度見学に来てくれてるんだけど
先日行われた松江塾の勉強会動画を差し上げたら、そのお礼?ということで寺子屋本楽寺で行われた説明会の動画をくれたのよ。
ええ
なんと嬉しいことやら。
すごい指導歴の先生なので、もう早速見ちゃったよね。
で、最初から頭をかち割られるほどのパワーワードの連続なわけよ。
いきなりの出だしが題名に書いたことね。
もう共感しかない
よね。
幼児教育に力を入れている塾でもあるので、
目線がそこに鋭く向けられていて
まさにまさにその通りなわけよ。
ちょっとそのフレーズを引用させてもらうよ。
なぜ塾に行かせるのか
そもそも
塾とは何か
塾=親が考えを進化・深化させるきっかけ
寺子屋本楽寺の根保先生はこうおっしゃった。
僕もブログや夫婦ラジオで常々言ってるけれども
我が子の育児・教育の主役は親
圧倒的主役だ。
これはもう
進学校だろうが強豪校だろうが全寮制だろうが
塾だろうが予備校だろうが
もうそんなものはどれをとっても「親の教育力と教育方針」に比べたら、
2週間くらい外に放置した車の上のホコリ程度。
そのくらいの影響力なんだ。
そのホコリ、車のデザインや走行性能に何か影響をもたらすか?
そんなことはね
もう誰に聞いたって「そんなわけないだろ」と答えるはずだ。
そりゃね、生まれた直後に全寮制の教育機関にぶち込み
半年に一度だけ親元に帰る、みたいな環境なら別よ?
でも
1歳
2歳
3歳
4歳
5歳
6歳
7歳
8歳
9歳
こうやってあなたの子供は年齢を重ねていったわけで
こうしてそれぞれの時を振り返ってみて
さあ、答えてみてよ
一体それまでの間で何%の時間を共に過ごした?
頑張って指で描いたさ笑
0歳
5歳
10歳
15歳
一日24時間のうち、子供がどの環境にいるのかを視覚的に描いてみたよ。
もう分かるよね?
赤=親元
青=学校
緑=塾など
青の学校がもう少し多いと思う人もいるだろうが、それは物理的時間はそうだと思うよ。
でも、幼少期から親元で培った考え方や価値観を持って学校に通う子供たちは
学校の時間においてもその価値観を基準に判断や行動をするわけよね。
例えば「姿勢を正しく」とか「しっかりお返事」とか
そういう行動を支えるのは「親の教育」「家庭の方針」なわけで。
こうして子供達の24時間というのはその構成要素を多少変えながら変わっていくわけよ。
で、話を戻そう。
塾とは何か
なぜ塾に通わせるのか
塾=親が考えを進化・深化させるきっかけ
まず「塾」というものを考える大前提
その「主語」に着目したい。
「子供が」頑張る場所なのか
「先生が」勉強を教える場所なのか
そうじゃないってことよね?
「親が」
これが主語なんだよ。
分かる?
僕や我が天使な奥様がいつも言ってるように
「結局、親次第なんだよなぁ」
これね。
そして「深化・深化」
これも超絶重要。
「変化」じゃないってことよ。
子供の教育において、親は何かしらの「方針」があるわけよね?
その方針を視覚化すると
こうやって目指すべき方向に向けた教育方針
これが塾という環境に我が子が通うことによって見える様々な事象を通して
こうなり、
さらに
こうなる。
結局、どこまで行っても主語は親。
塾に通う我が子の姿、言葉、数字
そういうものを通して、親自身の意識や考え、行動レベルを強く太くしていく
そのきっかけ
が塾の存在意義なわけよ。
だから子供を塾に通わせてもあまり変化がないと感じる人たちはね
そもそもの
これか無い、もしくは定まってない人たち
ってことなのよね。
例えば何の方向性も考えておらず、
こういう人は
こうなって
こうなるだけ。
まあ、流石にいろんな数字や子供の言葉が心に届くだろうから
いつまでも「不動」な人はいないと思うけどね。
だからこその「きっかけ」なわけで。
そうやって親の考えが進化・深化したら
何が起きると思う?
これよ、これ。
この赤い部分は、子供が親と時間を共有する部分。
そこで
これが
これになる。
そりゃ子供も変わるよね?
それこそ
「なぜ塾に行かせるのか」
の答えだからね。
「お金払ってるんだからどうにかしてください」
という考えの親は
残念だけどそのお金、ドブに捨ててるだけだからね。
親が変わりなさい。あなたの子供を変えられるのは親であるあなたしかいないのだから。