我が娘
語彙力なし子
本人が豪語するほどの勉強嫌いだ。
それでも松江塾に通ったので、定期テストで学年1位はとった。
一度だけだけど。
そして偏差値は70前後までいった。
そのレベルの高校にも行った。
しかし
高校生になり「もう勉強はいいや」となり、大学はノンストレスで指定校推薦で合格。
学歴フィルターに引っかかる大学ではないが
中学で学年1位、偏差値70に見合うようなところでもない。
それでも「それで不満を言うな」と言われてしまうかもしれないが
やはり「見合う」「見合わない」から言えば
見合わないだろう。
でもね
そんな「失敗」のような進路を辿ったなし子だが
僕ら夫婦は何も思っていない。
失敗、とか
見合わない、とか
そういうことは「当時」は少し思っていたのかもしれないが
今は「1ミリ」もない。
なぜなら、なし子は今自分のやりたいことをやりたい時にやりたいようにやっていて
毎日とても充実して能動的に動いているからである。
ハイスペック彼氏もでき、毎日「春」みたいだし。
こうやって子供が「受験」「学力」「序列」みたいなゾーンを抜け出るとね
もうそういうものに縛られない「素の我が子」が見えるようになるんだよ。
だからね、今はまだそのゾーンにいる人たちも
もちろんそういうものを親子で目指して頑張ることは大事
それが家族の目標になり、話題になり、笑顔になり、叱咤激励になり、苛つきになり、仲直りになり・・・
そういう「わちゃわちゃ」を経験することは
親としては絶対に必要な大事なことだから。
今はそれに全力で。
そして、それを抜けた先には
「大人になった大切は家族としての我が子」
が、まるで憑物でも落ちたような顔でそこにいるから。
大丈夫よー
だから
頑張ってねー