当時はまだ名称がセンター試験だった。
ちょうど切り替わりのタイミングであり、
落ちたら浪人して共通テストになる。
だからどうしても現役で行きたい子達もいた年代だろう。
ゲラおは初日
「行ってくるわー」
と言ってスマホを眺めながら駅に向かって歩き
「ただいまー」
と言って帰ってきて、いつものようにスマホゲーム。
2日目も
「行ってくるわー」
と言って駅に。
そして帰宅。
そしてスマホゲームをして就寝。
翌日自己採点。
確か、80%取れてなかったと記憶している。
一橋受験者の中では最下層だと思う。
それでも
「まあ、行けんじゃね?」
と言って二次時間まで毎日勉強とスマホゲーム。
そして二次試験
これまたセンター試験の時と全く同じ空気感。
緊張の「き」の字もなく。
「数学、ゼロ完(一問も完答で正解せず)だわ笑」
とは言ってたけど。
でも二次試験が終わり、
「落ちたら来年は東大受けるわ」
とだけ言ってスマホゲーム。
そして合格発表。
結果は合格最低点よりもかなり上で合格。
高3本科の子達にも、川越BASEの子達にも先ほど似たようなメッセージを送った。
結局、いつもの力が数字に反映されるだけだ。
できた、できなかったはどうでもいい。
それは単なる「感想」であり
同じ大学を受ける者たちの中でどうなのか、なんていうのもどうでも良い。
自分の中にあるものしか出せないんだから、
しっかり最後まで出し尽くせば良い。
不甲斐ない結果になったのなら、試験当日の自分を後悔するのではなく
それまでの数年間、数ヶ月間の自分を後悔しなさい。
そして、そこからまた前に進めば良い
前に進める環境に感謝して。
松江っ子たち
BASE生たち
健闘を祈る。