この時期になると毎年思うことだ。
1.56
2.08
1.36
1.82
1.25
1.18
そんな数字を見て一喜一憂
気持ちは理解できる。
しかし
その高校に本当に行きたいと願うのなら
行けるために必要なことは、まだまだこれからの時間でたっぷりできるのだ。
その数字に一喜一憂する時間に何の意味があるのか。
その高校に本当に行きたいのなら、頭の中にあるべきなのは
行くために今の自分に足りないものを補おうとする気持ち
そして、その気持ちを問題や知識に叩きつける行動欲
そういったものであるべきなのだ。
倍率にうろたえるということは、自分がボーダー付近にいるという自覚があるのだろう。
何をやっているんだ?
なぜ本当に行きたい高校を前にして、そんな位置にいるようなことになっている?
本当に行きたいのか?
24時間勉強に身を捧げているのか?
24時間勉強に身を捧げ、でも食べないと死んでしまうから食事の時間を確保する。
24時間勉強に身を捧げ、でも寝ないと死んでしまうから睡眠の時間を確保する。
そうやって最低限必要な時間を勉強時間から削ぎ落とし
勉強に没頭できているべき時期じゃないのか?
もしそうでないのなら
倍率に失礼だ。
受けないほうがいい。
どうせ入ってからも下位になることは確定なのだから。