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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

国語の文章題ができるようになるには「2段階」必要

 

これは昨日の中2授業

 

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分からない言葉の説明のために、みんなのプリントを見てまわりながら書き出したものだ。

 

 

ここから語彙の説明をした。

 

 

今回の文章題は論説文

 

テーマは「母国語」について

 

 

 

さて

 

 

国語の文章題ができずに困っている人は多いはず。

 

 

特に保護者の人たちね。

 

 

 

読書をすれば国語が伸びる?

 

 

とか

 

 

語彙を増やせば良い?

 

 

とか

 

 

ありとあらゆる方法を模索するよね。

 

 

でもね

 

国語の文章題ができない子達ってね

 

 

乗り越えないといけない「2つの壁」があると思うんだ。

 

 

まず、「書かれている内容に対する興味関心や染み込み」の攻略。

 

 

これは本人の精神的成長に大きく依存する。

 

 

つまり

 

書かれている内容に対して本人の成長が追いついていない場合、

 

チンプンカンプン

 

なんだよね。

 

 

普段考えたこともない

 

知っても感動すらない

 

 

これまでの成長過程で興味を持ったこともなければ、聞いたことも見たこともない話題。

 

 

当然、どんなに簡単な言葉で書かれていたとしても能動的に読むことはできない。

 

 

若い頃におばあちゃんが見ていた旅番組や歌番組の演歌みたいなイメージだろうか。

 

 

当然、興味を持って能動的に読まなければ

 

設問に正しく答えることなんて夢のまた夢。

 

 

 

特に中学受験の場合はこの壁での躓きが顕著だよね。

 

 

実際、この壁の方が語彙の壁よりも遥かに巨大。

 

子供の興味関心のあるYouTubeだけで育てたりしてると

 

 

この壁を乗り越える力は絶対に身につかない。

 

 

いろんなところに連れて行き、語り、感動させ、気づかせる。

 

 

テレビだっていいさ

 

 

ニュースを一緒に見て、語り、分からせ、何か意見を言わせ、それからの会話の広がり

 

 

それにより思考を掘り起こしたり、想像させたり、記憶に残したりさせる。

 

 

こういうことの積み重ねが、目の前に書かれている「大人が大人のために書いた文章」に対して能動的に読む下地を作るんだ。

 

 

実際、こういう下地ができている子達は

 

その下地を作る過程でのコミュニケーションで語彙もたっぷり増えていることが多い。

 

 

だから国語って

 

 

点数以上に二極化が激しいんだよね。