正直、松江塾の中では「勉強が苦手」な子だった。
定期テストも北辰も
ずーっとお母さんとのLINEのやりとりをしていて
「松江塾は合わないのでないか」
そう言われたことも何回もあった。
学校の先生にも言われたらしい笑
でも、その子は最後まで頑張った。
僕のギャーギャー言われる時もあったけど
それでも最後まで頑張った。
そして高校入学
からの
初めての定期考査
あ、僕は中学生には「中間テスト」と言い、高校生には「考査」という言葉を使うようにしている。
先ほど本人からLINEが来て
「現代文、クラス1位とコース内1位です😂😂」
だそうだ♫
松江塾は猛者揃いである。
その中で下位ながらも頑張り、
そしてちょっと余裕を持った状態で高校に入ると
ほら、ね?
こういうことになるんだよ。
松江塾は「自学」を求める。
その環境で点数が伸び悩むと、
「自学は無理なのではないか」
と、辞めていく人も多い。
気持ちはわかるよ。
うまく歩けない状態なのに、
「ほら、自分の足で歩け!」
って言い続けるわけだから。
何度も転ぶ我が子を見ていれば
「リハビリで補助があった方がいいのでは・・・」
って思うんだろう。
でもさ、
ご老体なのですか?って思う。
子供はね
成長過程なんだよ。
今この瞬間も、やることなすことが全て「血肉」となっていく時期なんだ。
老い先短い身なのなら、リハビリでもいいんだろうが
成長過程の子供にとって、手取り足取り懇切丁寧な指導は
むしろ害悪だと
僕は考える。
そうやって、「手取り足取り」されることすら血肉となってしまうから。
松江塾は特殊な環境だ。
でも
そこで頑張って続けていけば
花はいつか開くのだ。