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川越にある松江塾!代表真島による何でもブログ!

早期教育の功罪

 

僕は基本的に、早期教育には否定的な立場である。

 

しかし、メリットがあることも否定はしない。

 

この記事では、僕の頭の中にある「早期教育」というものについて

 

図解しながら記してみたい。

 

さて、

 

 

まず子供の学力というものは

 

親が適切な意識と行動を取れば

 

以下のように成長と共に伸びていく。

 

左の数字は年齢である。

 

 

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その成長過程において、

 

早期教育というものを取り入れるとどうなるか。

 

 

ちなみに、ここで言う早期教育とは

 

中学生や高校生の内容を先取りすることにより、「貯金」を使っておくことを意味する。

 

 

僕の中のイメージは

 

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こんな感じ。

 

 

絵と字が下手とか言われても無視する笑

 

 

子供の能力の総量ってのは

 

急に増えたりはしない。

 

だから、

 

過度な早期教育は、本来その年齢の時に学んでおかないといけない

 

他の部分に欠損を生む。

 

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こんな感じで。

 

しかも、そもそも先取りをさせているのは親であり

 

親の力で子供の能力の塊から

 

先取りしたい科目などを引っ張りあげてるわけさ。

 

つまり、

 

能動的ではないわけね。

 

数年経つと

 

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こんな感じになっていく。

 

それでも早期教育に手応えを感じる場合、

 

その進んだ先で触手を伸ばすから

 

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こんな状態になる。

 

それでも、例えば計算は高校生の内容が解けたり、

 

英検のかなり上の級まで受かったりする。

 

この歪な伸びが僕の考える早期教育のイメージ。

 

しかも、この触手を伸ばしたのが親の力だから

 

伸びた先で子供が好奇心を持たなかったりすると

 

栄養不足でポキッと折れたり、枯れたりするんだよ。

 

 

まあ、それでも年齢が上がっていくと

 

自然と早期に学んだ内容を

 

「あっ!これは小学生の時にやったな!」

 

という感じで、興味を持てたりする可能性はあるよね。