僕は基本的に、早期教育には否定的な立場である。
しかし、メリットがあることも否定はしない。
この記事では、僕の頭の中にある「早期教育」というものについて
図解しながら記してみたい。
さて、
まず子供の学力というものは
親が適切な意識と行動を取れば
以下のように成長と共に伸びていく。
左の数字は年齢である。
その成長過程において、
早期教育というものを取り入れるとどうなるか。
ちなみに、ここで言う早期教育とは
中学生や高校生の内容を先取りすることにより、「貯金」を使っておくことを意味する。
僕の中のイメージは
こんな感じ。
絵と字が下手とか言われても無視する笑
子供の能力の総量ってのは
急に増えたりはしない。
だから、
過度な早期教育は、本来その年齢の時に学んでおかないといけない
他の部分に欠損を生む。
こんな感じで。
しかも、そもそも先取りをさせているのは親であり
親の力で子供の能力の塊から
先取りしたい科目などを引っ張りあげてるわけさ。
つまり、
能動的ではないわけね。
数年経つと
こんな感じになっていく。
それでも早期教育に手応えを感じる場合、
その進んだ先で触手を伸ばすから
こんな状態になる。
それでも、例えば計算は高校生の内容が解けたり、
英検のかなり上の級まで受かったりする。
この歪な伸びが僕の考える早期教育のイメージ。
しかも、この触手を伸ばしたのが親の力だから
伸びた先で子供が好奇心を持たなかったりすると
栄養不足でポキッと折れたり、枯れたりするんだよ。
まあ、それでも年齢が上がっていくと
自然と早期に学んだ内容を
「あっ!これは小学生の時にやったな!」
という感じで、興味を持てたりする可能性はあるよね。