いろいろと指定校推薦についてまとめてきた。
普通にネットで拾うことができる数字なのだが、昨日のアクセス数を見る限り、興味関心の集まるところなんだろう。
さて、これまでは割と「勉強は得意!」という子達が進学する高校を見てみたのだが、そうではない子達が多く進学する高校について調べてみた。
これまでもそうだったのだが、データは2018年卒の子達のデータが多いので、今年もその枠があったかは不明だが。そしてらもちろん、今後もあるのかどうかも不明。入学説明会等で確認してほしい。
で、話は戻る。
この近辺で、偏差値50前後の高校って
どういうイメージだろうか。
勉強に関して言えば、「そんなに好きじゃない」「自信がない」「むしろ嫌い」
そう自覚のある子達が進学するって感じだよね。
確かに中3のときは間違い無くそういう子達だったと思う。
でもね
塾にも何人かいるのだが、これまで勉強に関して自信が持てなかったのって
「周りと比べて劣っている感じがする」
これが大きな原因なんだと思うんだよね。
そりゃそうだ。
同級生には、いずれ浦和高校や川越高校、一女や大宮に進学するような子達もいて、同じテスト受けて順位までつけられるんだからさ。
自信持てっていう方が無理あるよね。
でもさ、高校って「同じレベルの子達」が集まるんだよね?
もう、偏差値70や65なんていう子達はいない環境なんだよ。
その中でなら、トップだって取れる。
てかさ、例えば初雁高校には「テストで学年1位の子」ってのが毎回必ずいるってことなんだよね?
どうかな
これまで学年順位では下の方にいたのに、「学年1位」取った子の、その気持ち
その瞬間に心の中で起きる「化学反応」
凄そうだと思わない?
「お前、実は頭良かったんだな」
って、その高校の子達に言われてる時のその気持ち。
勉強に関する自信
沸き起こるはずだよね?絶対に。
そしたら、「その先」「その上」を考え始める子だって必ずいるわけじゃん?
そういう子達がコツコツ勉強し、大学に行き、まじめに頑張る。
その結果としての指定校推薦枠。
あるんだよ。
入学時の偏差値からは「えっ?そんな大学の指定校推薦枠があるの?」って思うような大学が。
ちょっと書いてみるよ。私立公立問わず、ね。
坂戸西
日本 3名
東洋 1名
芝浦工業 1名
武蔵 2名
東京農業 1名
大東文化 9名
このテーマの記事で例として挙げられるのは、在校生や志望してる子達にとっては少し嫌な気持ちになるかもしれないが、見なきゃいけない現実は現実。この坂戸西は偏差値としては50前後。松江塾から進学する子達も割と多い。
川越初雁
東京理科
日本
他
ここ数年は松江からの進学者はいない。偏差値は42程度。でも、人数は不明だが日東駒専は確実に枠がある。理科大は流石に不明。内容が被るけど、本当にリアルに想像してみてほしい。川越初雁に進学する子達を。その子達の中でトップ取れば日東駒専に現役で進学できる!
指定校推薦には、こういった未来もあるんだってこと。
新座総合
駒沢 1名
武蔵 1名
大東文化 4名
国士舘 1名
拓殖 7名
他
今年、松江からは2名が進学。総合高校なので、普通科とは学ぶ内容が少しだけ違うね。偏差値は48〜52。
実は今年、松江からのこの高校に進学した子。入試の得点開示を見てみたら、在籍する中学の中で国語の得点がトップだったそうだ。最後の最後で「最近、国語が面白い」と言うようになった、と保護者の方からメールもいただいた。
川高や川女に進学した子達よりも高い入試点で合格!
これは自身になるよね。高校では間違い無くトップクラスだ。ということは河合塾偏差値60に届くか?っていう武蔵大学への進学も夢じゃないよね。
秀明英光
日本 2名
東洋 12名
獨協 2名
他
松江から最後に進学した子は、もう遠い過去だが、併願受験は数年に一度いるかな。偏差値は41〜48程度。他の高校も同じだが、偏差値50に届かないくらいで高校受験を終えても、高校で頑張れば日東駒専はいける!
これは頭の真ん中に入れてほしい。
朝霞西
東洋 13名
武蔵 1名
大妻女子 2名
偏差値は51くらい。松江からは去年、1人進学したかな。この高校、僕としてはかなりお勧め。2年前のデータだけど、埼玉県立大に1人、早稲田に2人、MARCHに4名、現役で合格してるんだよね。明らかに頭抜けた子が一人で稼いだ合格実績かもしれないが、割と勉強にもスポーツにもまじめに取り組む環境があるように感じる。
例の事件で日大の人気が下がった影響で東洋大は入学難易度が上がった。その東洋に13枠はデカいよね。
娘の同級生にも上に書いたくらいの高校に進学する子は多い。
その子達のママと僕の奥様は当然友達。
間接的にだが、そのママ達は「専門学校にでも行ってくれれば」「大学なんて全然考えてないよー」って言ってる人が圧倒的に多い印象だ。
別に勉強だけが全てではないが、漫然と高校3年間を過ごさせるより、指定校推薦を目指して自信を持って勉強に打ち込む3年間も高校でなら可能、ということも頭に入れておいて欲しい。