なぜ埼玉の松江塾が熊本の公立高校について書くのか。
それは、
トップ校で入り口の偏差値が「2」違うと、出口の大学進学実績はどのくらい違うのか
ということに興味を持ったからである。
もちろん、入った時点での平均偏差値の差がそのまま出口まで続くわけではない。
それぞれの校風や雰囲気、トップのトップという自覚を持った者達と、「その次」という自覚を持った者達という違いもあるだろう。
これが熊本県の高校偏差値ランキング。
熊本高校 75
済々黌高校 73
どちらもかっ飛んで優秀な子達が通う高校であることは間違いない。
実は済々黌高校には、中1の後半に川越から熊本に引っ越した松江っ子が進学した。
ゲラおと同級生だったから、今は大学生だろう。
その子もかっ飛んで優秀な子だったからね。
地理的にもさほど離れているわけではないこの二校
熊本県の最上位層の子達が何を基準にして選んでいるのかは分からないが
それでもその選択は、3年後の「何か」の違いを生む。
さて、ではまず熊本高校から。
東大18名はさすがである。
次に済々黌高校。
集計状況から、まだ2021年度のデータしかない。
東大京大の人数はトンっと下がるが、そこ以外の差は大きいと言えるほどではない。
現役か、浪人かの違いもあるだろう。
今後、いろんな県の同じようなデータ比較をしていくことになるかと思うが
トップ高と二番手高
この違いはどこも同じようなイメージになる。
能力云々、というよりは
何が何でも頂点を目指してやるぜ!という気概の違い
そういうものが「偏差値2」の中にあるんじゃなかろうか。