入る塾によって子供の人生は変わる。
僕はそう信じて30年以上塾の先生をしている。
正確には32年か。
32年前、あなたは何をしていただろう。
もしかしたらまだ小学生だった、という人もいるのではないか?
そうだ。
あなたがまだそんな年齢の時から、僕は塾の先生として歩み始めたわけだ。
失敗と試行錯誤の連続だった。
もちろんそれは今も同じ。
ただ、目の前に子供たちがいて
その子たちに「知識」や「思い」を伝えようともがき続けていたら、気がつけば32年経ってた、という感じだ。
さて
話を進める。
塾は大手から個人規模まで、日本中いたるところにある。
その数多ある塾の中から「松江塾」という選択をした中1達。
約250名ほどだろうか。
その子達が今、何を学んでいるか。
昨日の授業動画をスクショして、写真で流れを説明してみたい。
まず、マジ魔単語だ。


いつもは新しい単語を5個提示して、意味や語源、派生語の話なんかをするのだが
昨日は小5小6の魔単語を一気に見せて意味の確認をしたんだ。
最初こそ「なんだ、小学生の単語かー」なんて顔をしていたが
単語を見て一気に表情が真剣になる。
それもそのはず、小5小6のマジ魔単語は、中1が今取り組んでるのと同じ「英検3級」からのものだから。
全部で80個くらい?かな。
マジ魔単語の確認。
そしてその後は「本日の3題」だ。

いつもは既習の文法事項をランダムに織り交ぜた出題たが、今は不定詞を徹底したい時期なのでこんな感じに。
僕はこの時の教室や画面の雰囲気が大好きなんだよね。
とにかく真剣
とにかく静寂
納豆英文法を学ぶと、英語は「思い出す」から「考えて組み立てる」ものへと変わるから。
まるでレゴブロックを真剣に組み立てる子達のような
そんな没入してる空気を全員が出してくれる。
そして解説。

この時間が僕の授業の中でもかなり上位に来る大事な時間。
この時の解説は、全て納豆英文法の土台、基礎の基礎からやるから。
まさにこれ

全ての問題で「A」→「B」→「C」へときちんと積み重ねていくことをしっかり見せる。
んで、授業は新しく学ぶ内容へと続く。
昨日は動名詞の2回目だ。
一昨日の1回目は「動名詞とはなんぞや」ということを日本語だけで説明。
そもそも名詞って何?
というところから。
名詞の定義をしっかり学ぶと、これまで何となくだけで理解していたものがクリアーになるからね。
そして

いよいよ不定詞とのマッチング。
からの

英文で確認。
まだこの段階では不定詞や動名詞の本質に関しては一切説明していない。
それは今日か明日になるね。
ここまで説明してきた授業内容は、普通の中学生なら中2の真ん中あたりで学ぶ内容だ。
それを松江塾という選択をした中1は、今この時期にしっかりと学んでるんだ。