講師亜朗。
川越で一人暮らしを始めたのだが、一緒にご飯を食べにいくときなども
常に英語と数学の問題集を持ち歩いていて、暇さえあれば高校部のプランニングをしている。
「やはり国立大学」
というものが頭の中にあるようで、いかに楽にいかに最短でいけるか
そんなことを考えているそうだ。
というのも、亜朗自体浦和高校のミスター平均点だった。
所属していたサッカー部はなかなかハード。
しかし高3の春休みに練習試合で手術をしなければならないほどの腕の骨折。
しかも利き腕。
半年くらいはギプス生活だっただろうか。
だからほぼ利き腕で勉強はできず。
どこの大学を受けるか僕らは関与しなかったが、いずれにしても浪人確定だろうなと思っていた。
まあ、知らんがな、ということで。
腕が治ってからも毎日必ずスマホゲーム。
勉強はちょろっとしていたようだが、さほどのめり込んでいる様子もなかった。
でも後から聞くと「一定以上の大学に行かないことには恥ずかしい」という思いはあったのだと。
そんな講師亜朗。
合格からの逆算で必要なものを必要最低限やり、一橋大学に現役合格。
かなり余裕を持っての合格だったようだ。
ちなみにセンター試験は8割に届かずに笑
それでも「二次勝負」ということは早めに言っていて、その通りの結果になった。
就活もインターンもせずに希望通りになり
1年間、遠く和歌山の地で法人担当として新人としては異例の忙しさで頑張ったのだと。
そんな感じで、「幼少期から神童」みたいなエピソードがあるタイプではなかったものの
それでもそういう大学にいく道を自分で見つけ、通ってきた。
今、そのノウハウが高校部に全投入されている。
今はまだ試行錯誤中のようだが、これからが楽しみだ。
明日からは僕も高校部の方にお邪魔させてもらって
あーだ
こーだ
と喋っていこうと思う。