安らかな最期だった。
妻と子供達、その嫁
4人に看取られて空へと旅立って行った。
享年83歳
父との思い出はまた後日書いていこうと思う。
親の死に間に合う
ということを経験させてくれた。
最期まで、彼は僕の「師」であった。
物心つく前から短い竹刀を待たされ、仕込まれた剣道。
お陰で小さく青白いながらも誰からも虐められずに育ってこれた。
「自分のことだろ」
と突き放されて育つことができた。
そのおかげで今の僕がいるんだ。
最後に「ありがとう」と言わせてくれて
間に合って良かった。
父よ
安らかに眠れ。
永遠の眠りは蓮馨寺だ。
松江塾から道一本。
A館とB館を行き来するとき、ちょっと横を見れば道の先に蓮馨寺は見える。
毎日見るさ
だから安心して眠って待っててくれ。
合掌。
2024年4月16日
午後9時45分
真島正文 永眠