小学校も高学年になると僕はいつも複雑な気持ちになるんだ。
勉強よりも習い事を優先する家庭に。
もちろんそれは各家庭の判断だし、価値観だ。
部外者の僕にどうのこうの言う資格もない。
んが
僕は自分の子育ての中で、その習い事の「凄い子」を見てきた。
結果的にそれで高校や大学に推薦で行くようなレベルの子達を、だ。
学校の持久走なんて、2位の子を周回遅れにする1位
2学年上の子達と混ざってエース級の活躍。
市や地区の選抜なんて、幼稚園児の砂場遊びレベル。
最低でも関東選抜くらいにはなる。
その競技のネットニュースに早くから名前が出始め・・・
当然のように全国大会に行く。
そんなレベルの子達だった。
続ければ続けるほど、そのレベルからは遠い子達が消えていく。
もちろんね、そのレベルの子達はそこに特化して進めばいいさ。
息子の友達もそうだったように
一番困るのは、そのチームや市でちょろっと名前が知られているようなレベルの子達。
その狭い世界でのみ通用するプライド。
当然、そこに時間と体力を使う。
本人が好きだから、
本人が自信を持っているから。
親としてもその活躍を見たいから。
いろんな理由で続けるのもわかる。
でも時間と体力は有限だってことを知っておいてほしいんだ。
親としては難しい判断だけどね。