もう高校生にもなれば
いや
だいたい中学生くらいで
何となくどころじゃなく、ほぼ明確に分かるよね?
自分は
うちの子は
プロ選手にはなれないってことが。
チームの中ではレギュラーで、地域の選抜チームに選ばれても
そこに集まってくる子達や、そのカテゴリーで対戦する相手チームには
ああ、もう明らかに別格だわ
みたいな子達がうじゃうじゃいて
そしてその別格達もその上のカテゴリーには選出されなかったらして。
そういう経験をある程度積めば、もうはっきりクッキリ見えちゃうのよ。
それなのに、辞めないのはなぜ?
わざわざ時間と労力、体力、時にはお金まで使って。
それが勉強ならまだ分かるよ。
東京一科
が最上位にあって、その下に
旧帝早慶
があり、さらにその下に
地方国立大やMARCH関関同立
があり
って、序列があってさ
何となく自分の届くレベルの中で最上位に入れれば良いよねっていう仕組みができてるんだから。
でも部活やクラブチームって、そうじゃないじゃん。
プロになれなければ、ただそのスポーツが上手い人、ただその楽器が弾ける人、経験のある人ってだけよね?
それなのに練習し続ける理由は何だろう。
きっと、そこでの人間関係の繋がりが大事だったり、
居場所だったり、
それをやってる時間が楽しく満足度が高かったり
最後までやり切ることに価値を置いたり
もう生活のど真ん中にある大切な時間と環境だったり
そういうものなんだろう。