子育てをしていると、その時その時で不安なことはある
そして、時には心が折れそうな時もあるだろう
松江塾には１０００人を超える生徒がいるわけだが
当然その向こう側には親がいる。
毎日毎日、いろんな相談がくるさね
朝から晩までずっと。
もはや僕の仕事が何なのか分からなくなるくらい笑
まあ、それも含めて松江塾なんだけどね。
さて
そういった不安からの相談を受けているとね
上手くいってないと感じている人達は
「理想」「期待」
これに苦しめられてるなーって感じることが多いんだ。
確かに子育てにおいて、夢や理想、期待というものは当然持っていいと思う。
信念
と言ってもいいようなものでもあるし。
しっかりした子に！
人の役に立つ子に！
必要とされる子に！
こういう、ふわっとしたものでもいいし
○○大学に入れたい！
医者とか弁護士に！
みたいな具体的なものもあるだろう。
ただ元気で健康であれば！
毎日笑ってればOK！
こういうものもあるね。
で、その「期待」「理想」は
ふとした時に「不安」を連れてくるよね？
それは
ズレた時
だ。
何とズレるか
現実の、今の我が子
とのズレである。
その時に、理想や期待のところに立ち位置を置くと
我が子の欠点だけが強調されて見える。
「足りない」
わけだから。
そして、立ち位置が理想や期待のところにいるわけだから、我が子に対して何もすることはできない。
離れたところから見ていてイラつくだけ。
不安になるだけ。
それが今のあなた。
何もできないから、そのうち心も折れる。
それじゃダメ。
ズレてるものはズレてるんだから、
どうにかしなくちゃいけないんだけれど
まず最初に立ち位置を変えること。
我が子の横にいくこと。
そのズレが起きてる現場に行くこと。
ゲームから離れられない我が子なら、
まず一緒にゲームをしてみること。
我が家もやったよ？
家族全員で「荒野行動」を笑
Fortniteみたいなスマホゲームね。
ズレが起きてる現場に行くと
そのズレが実はそんなに大きなものじゃないって気づくはずなんだ。
そして、そこから見えるのは
欠点だらけの我が子じゃなくて
これまで通りのいつもの我が子
かわいい我が子
大切な我が子
の姿なのよね
その我が子を見てるとね
窪んだ欠点のところより、何だか伸ばせば強くなる良いところ、武器になりそうなところが見えてくるのよ
もちろん、立ち位置が横だからたくさん話すことになるからよ？
そうやって、期待や理想を持ったまま、ズレを起こしてる我が子の横に行き
同じことをやってみる
そのズレの起きてる現場にいて、見てみる。
例えば勉強中にぼーっとして手遊びしてる我が子が気になるなら
その横に座って本でも読んでみたらいいさ
興味ない、旦那の車雑誌とかでいいから。
そしたら、「この時間要るか？」とか思ったり、他の考え事したくなったりするよ、きっと。
「あー、これがボーッとする要因か！」
って、すぐに気づくはすなんだ。
そしたら、何をどう変えたらいいかアイデアだって浮かぶよ。
そうでしょ？
理想や期待のところから離れた我が子に向かって
「ほら！こっちに来なさい！！」
って言ったって無理よ
子供には、そこまでの道が見えてないんだから。
わかる？
