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【三語短文】意味調べのその先に語彙力と思考力を伸ばす世界が待っている

 

文章を読んでいて、分からない言葉があれば、当然人に聞いたり辞書をひいたりする。

 

そして意味を知ってまた文章に戻り、その分からなかった言葉に辞書で調べた意味を当てはめて文章を読み直す。

 

つまり例えば

 

 

「私はこのような稚拙な文しか書けない」

 

という文があり、その子は「稚拙」ご分からなかったとしよう。

 

辞書をひくとこう書いてある。

 

「幼稚で未熟なこと」

 

幼稚園の「幼稚」であり

 

「この未熟者!修行して出直してこい!」の「未熟」である。

 

つまり

 

「子供のように幼く、レベルの低い」

 

という感じに理解ができる。

 

それを頭の中に持ち帰り、文章に。

 

「私はこのような稚拙、つまり子供のように幼く、レベルが低い文しか書けない」

 

という感じに理解をし、次の文へと進んでいく。

 

 

言葉というものはこうやって増えていく。

 

実際にはもっと掘り下げることも可能。

 

幼稚園 稚魚 というように使う「稚」という漢字。

 

幼い、若い

 

という意味である。

 

さらに「拙」には訓読みがあり「拙い」で「つたない」と読む。

 

拙い

 

とは

 

技能が劣っている

能力が低い

まだ上手になっていない

 

 

という意味だ。

 

ここから、へりくだる時にも「拙者」「拙宅」なんて言い方が出てくる。

 

こんなふうに、言葉というのはどんどん深掘りしていくことが可能だ。

 

しかし、これは全て「インプット」の段階であり

 

「言葉を使う」というところまで行けていない。

 

何事も同じだが「アウトプット」ができて初めて「できる」という世界の扉が開くのだ。

 

 

つまり

 

その言葉

 

目の前にあるときは

 

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この状態だ。

 

その意味を調べていくと

 

こうなる

 

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周辺知識が広がる感じだね。

 

そひてその重なる部分

 

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この部分で文章を作り上げる。

 

 

これが

 

三語短文

 

の世界である。

 

 

ここまでできて初めて「その言葉が分かる」

 

となるのである。