結構「あるある」だと思う。
1学期、2学期あたりまでは90点台、80点台後半だったのに
3学期になると70点台に下降。
ただ、学校平均も80点台、70点台、60点台と下降しているから
「周りよりはできている」
と、なんとなく安心してスルーしてしまう。
今の中1はまだ1学期が終わったばかりだから、ほとんどの人たちは気づいていない。
しかし松江塾の中1はすでに中1内容の後半を学んでるから、その「原因」部分がしっかり見えてくるんだ。
それが
「現在進行形」
なんだよね。
まず、単現単独で理解する段階で「モヤっ」とするポイントがある。
英単語に意味がきっちり当てはまらない
のだ。
どういうことか。
He eats natto.
この文は
He 彼は
eats 食べる
natto 納豆を
こうやって、単語一つずつに日本語の意味が一つずつ当てはまる。
もちろん現在進行形もそうやって一つずつに意味が当てはまるように僕は指導していくのだが
多くの場合は
be動詞 + 〜ing
このかたまりで「〜している」という意味を表す、という指導が主流だ。
これのどこに「モヤっ」があるか。
He is eating natto.
これを「彼は納豆を食べている」と訳す時、
彼は → He
食べている →eat
納豆を → natto
このように、その日本語を表す英単語「一つ」に意識が行ってしまう。
そもそもこの段階までに、be動詞というのは多くの子にとって「日本語の意味が乗りにくい単語」として認識されてるからね。
勉強が進んでいくと出てくる
It will be sunny tomorrow.
この文の「be」なんて、ほぼ完全に「日本語化されない謎単語」になってる子、多いから。
そうやって、現在進行形が出てくるまでは「その英単語=その日本語」というはっきりした対応関係があったのに
ここでその結びつきが「フワっ」としちゃうんだよね。
まあ、これだけならなんとか反復で乗り越えられるんだけどね
でもどうしても多くの子達が躓くポイントが「その次」にくるんだよ。
昨日の中1、僕はホワイトボードにこう書いた。
「なぜ現在進行形を学びおえると英語ができなくなる子が増えるのか」
大体こんな感じ。
そして、その後に授業を続けた。
この段階までに全ての単語にしっかりと意味が乗っている子たちが多いから
その子達は「なぜここで躓く?」と思っただろうが。
さて